
まず最初に、本記事はメーカー様(EarFun社)より商品を提供頂いた上での記事となる。
提供品だろうがなんだろうが正直に書き記すスタイルは変えるつもりは無いので、偏見無しに一読いただきたい。(テンプレ)
前回、大絶賛なレビューを記載してしまったEarFun製品。
筆者自身が提灯記事が大嫌いな手前、そんな内容は書きたくなかったのだけれども、あまりにも隙がなく致し方なく…。
そんなEarFunから最新のOWSが出たとのこと。
中々に期待値は高いが果たして実力はどんなもんだろうか。
ということで今回は EarFun Clip 2 についてレビューしていこうと思う。
EarFun Clip 2 レビュー の基本データ
EarFun について

EarFun(イヤーファン)は、2018年頃に創業されたワイヤレスオーディオ製品を主に提供しているブランドだ。
中国の深センに開発・生産の拠点を持ち、コストパフォーマンスに優れたオーディオ製品を展開している様子。
展開されている商品名が、どことなーくどこかのブランドに似ているのだけど、全然関係が無い様子。
本ブログでもいくつか同社製品を扱っている。
特に EarFun Air Pro 4+ はガチで完成度が高くてマジでオススメ。

EarFun Clip 2 について

EarFun Clip 2 の製品情報としては以下の通り。
| EarFun Clip 2 | |
|---|---|
| Bluetooth規格 | 6.0 |
| ドライバー | 12mm チタンコーティング振動板 |
| 対応コーデック | AAC,SBC,LDAC |
| 操作方法 | 物理ボタン |
| 素材 | 超軟質シリコン素材、 0.5mmのニッケルチタン形状記憶合金 |
| 防水等級 | IP55 |
| 再生時間 | LDACオフ: 最大11時間、 充電ケース込み最大40時間 LDACオン: 最大6時間 充電ケース込み最大22時間 |
| バッテリー容量 | 60mAh(イヤホン) 490mAh(充電ケース) |
| 充電 | USB Type-C ワイヤレス充電対応 |
| その他 | ・ゲーミングモード ・3D サラウンド ・マルチポイント対応 |
EarFun Clip 2は、2026年4月に発売された、耳を塞がない「イヤーカフ型」の完全ワイヤレスイヤホンだ。
EarFun初となるイヤーカフ型イヤホン「EarFun Clip」の後継モデルとして登場しているが、筆者は前作を所持していないので比較とかは出来ない。
「LDAC」に対応しており、また独自アルゴリズムによる「Spatial Stag(3Dサラウンド)」を搭載。
更にはEarFun独自の低音強化技術「BassSurge」により、イヤーカフ型で不足しがちな低音もカバーしているとのこと。
勿論、耳を塞がないオープンイヤー設計のため、音楽を聴きながら周囲の音も自然に聞くことができる。
そしてゲーミングモードやマルチポイント接続にも対応しており機能面でも十分。
専用アプリも用意されており、イコライザー設定などのカスタマイズも可能。
この価格でOWSなのに、かなり充実している。妥協ないッスね。
EarFun Clip 2 の外観


EarFun Air Pro 4+と似たデザイン。
黄色と黒基調のパッケージで簡素な作り。

内箱を取り出すとこう。

ここらへんの体験は価格に比べるとちょっと質素な印象。
まぁコストカットなのでしょう。

上記で見切れているケーブルはAtoC。


本体。
マットな手触りで真っ黒筐体。

充電ポートは下部に配置、隣にファンクションスイッチ。
ここら辺りも真っ黒でシンプル。
形状は違えどAir Pro 4+と全く同じアンボックス体験が得られる。


開けるとこう。
まぁ、よくあるOWSという形状と格納方法で特筆することはなく。



イヤホン自体はこんな感じ。
ワンポイントのシルバーが良い感じ。
スピーカーホールが全方位ではなく、外側斜め下に向けて配置されている。
音漏れを防ぎ、よりクリアで集中したサウンドを提供できるような機構らしい。

側圧は良い塩梅でふわっと装着可能。

しかもブリッジ部分がめっちゃ可動する。
こんな太さの耳無いだろってぐらいに可動する。
予想以上にすっごい柔らかくてグニグニ動くので面白い。
なんでもこのブリッジ、2万回以上の開閉耐久テストをしているのだとか。
はえ~すっごい…。

体重測定。
イヤホン単体は5.5g。

ケースはイヤホン込で49.2gを計測。
EarFun Clip 2 の良いところ
違和感の無い自然な音

本機はメリハリある楽しい音を出力してくれる。
低音域から高音域までバランスが良く、まるでOWSとは思えない違和感の無い音で鳴らしてくれるので、ついつい没入してしまうほど。
EarFun独自の低音強化技術「BassSurge」というものが技術的にどうなのかは筆者の知るところではないが、確かに他のOWSに比べて格段と迫力のある音を奏でてくれる印象がある。
オープンイヤー設計が苦手とする低音の厚みや音の締まりをしっかりと確保出来ており、OWSとか関係なく”イヤホン”としての満足度が高い出来となっている。
勿論、低域ブリブリで高域が破綻しているとかそういった事もなく、満遍なく不足は感じない。
また、本機は音の指向性がOWSとしてはかなりしっかりとしている印象が強く、OWSとは思えないリスニング体験が得られる事も強調したい。
カナル型とまでは言わないまでも、オープン型のイヤホンと同等のレベルのダイナミック感を得ることができるので、上記も相まって大分に迫力がある。
解像感という点ではやはり不足を感じるものではあるが、なんかこう、そういった重箱の隅をつつくような事を取り上げないとOWSとしての対比が出来ないぐらいには凄い。
実装されている機能が豊富なうえ、どれも”使える”レベル
本機はAir Pro 4+と同様のアプリで管理が可能。
故に機能モリモリ。色々と設定できるし何でもできる。
アプリは直感的で解りやすく操作がしやすいうえ、恐ろしいことに実装されている機能が全て使用に耐える品質を有している。
本機はたかが1万円を超えない製品にも関わらず、本機の倍の値段はするであろう機器に匹敵、ないし凌駕しているであろう性能を有している。
特にイコライザー機能は秀でており、OWSのクセに、というのは相応しくはないかもしれないが、かなり細かい設定が可能。
しかもしっかりと反映された音が出てくるのもまた面白い。
潤沢なプリセットイコライザーも搭載しているので、何も考えずとも色々と楽しむことができるのも魅力だ。
シアターモードは少々クセがあるが、媒体を選べば中々に使える機能であると感じた。
全体的にマッシブな印象になるので音楽鑑賞には向かないが、確かに映像コンテンツでは迫力が増すのでより楽しむ事ができるかも。
EarFun Clip 2 の残念なところ
装着位置で音が変わりやすく、没入しやすい

上述したように、本機のスピーカーホールは全方位ではなく、外側斜め下に向けて配置されている。
外耳道に直接音を届ける事を想定しているのだろうが、そういった想定故に本機の設置箇所によって大分音質に差が出てくる。
外耳道に音が届けられるようなベストポジションに本機を設置できれば、本機のポテンシャルを余すことなく享受できるだろうが、すこしでもズレたりすると途端に霞んでしまう。
HA-NP1T等の他OWSは大雑把に装着してもそんなに音が変わることはないので、本機は少々繊細なのでしょう。

公式でも以下のような画像が展開されているので、装着ポイントが本機の評価の要になるのかと。

で、無事装着出来たとしても罠がある。
それは上記良いところでも記載した「没入感」だ。
本機はスピーカーホールの指向性が高く、オープン型のイヤホンと同等レベルのリスニング体験を得ることができる。
故に、外音が聞こえ辛い。OWSなのに。
「ながら聴き」ができないんじゃが…。
イヤホンとして捉えれば大変に有用な性能なのであるが、ことOWSとして捉えてしまうと不便、という評価になっていまう。
要は音量をかなり低く設けないとOWSとしては使い辛い、という話だわな。
本機の性能が高すぎて評価が落ちるってコレマジ?
EarFun Clip 2 の総評

コスパに優れたイヤーカフ型イヤホン。良くも悪くも性能が良すぎる。
いやー最近のEarFun製品すごいっすね。ハズレ無いっすわ。
性能が良すぎて残念、という評価を下したのは初めて。
これがOWSじゃなかったら星5でしたねえ。
兎にも角にも、本機はとても優秀で楽しい製品である、ということはお伝えしたい。
なお本機について、以下クーポンコードが用意されている。
クーポンコードの適用で25%OFFで購入可能となっているので、この機会に如何だろうか。
対象製品:EarFun Clip 2
クーポンコード:EFCLIPNPR
有効期間:2026年4月23日(木)0:00 ~ 2026年6月30日(火)23:59







