【Insta360 X3 レビュー】X2より操作性が格段に向上!より遊び易くなって魅力倍増。

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まず最初に、本記事はInsta360社様より商品をお借りしての記事となる。
提供品だろうがなんだろうが、正直に書き記すスタイルは変えるつもりは無いので、偏見無しに一読いただきたい。(テンプレ)

筆者は2021年よりInsta360 ONE X2を愛用している。
勿論プライベートで購入したものだ。
360°の撮影が可能であるのは勿論のこと、尋常じゃないレベルの多機能さから”飽きが来ない”という素晴らしいガジェットだ。

で、今回はそんな愛するInsta360様より面白そうな商品をお借りさせていただいた。
ということで今回はInsta360 X3をレビューしていこうと思う。

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Insta360 X3 の基本データ

Insta360 について

Insta360は2014年9月に深センにて創業された企業だ。
名前にも含まれている通り、創業理念に360°カメラの存在を挙げている。
創業者が学生時代から研究を行っていた分野でもあるらしく力の入れようが段違いだ。

ほか詳細についてはInsta360 ONE X2の記事を確認して欲しい。
本ブログにおけるInsta360製品記事は以下参照。

Insta360
「Insta360」の記事一覧です。

Insta360 X3 について

Insta360 X3は、2022年9月に発売された360°カメラである。
Insta360 ONE X2同様、上下左右前後ろと全方向を録画・撮影することが可能であり、単体での10mまでの防水に対応。
ジンバル/ドローンで撮影しているのかと思うぐらい(或いはそれ以上)の最強の手ブレ補正を備えているうえ、全方位録音水中での色味を修正するAquaVision機能前後のカメラを同時に活用したマルチビュー機能等、扱えきれない便利機能が盛り沢山なのは相変わらず。

一応X2から進化している点もあるようで、ピックアップすると以下の通り。

  • 360度写真の解像度が向上(1800万画素→7200万画素)
  • 360度アクティブHDR動画に対応
  • 4K撮影で60フレームを選択可能
  • 動画最大ビットレート向上(100Mbps→120Mbps)
  • 連続撮影時間向上(80分→81分)
  • ミーモード搭載
  • ループ動画搭載

連続撮影時間はオマケレベルではあるが、まぁまぁ画素数の向上であるとかビットレートの向上がある様子。
相変わらず使用範囲外の機能盛り盛りMAXなので羅列ができないレベル。
詳細は以下公式サイトを確認されたし。

Insta360 X3 の外観

いつものように外箱から撮影。
今回はレンタル品に付き、すでに開封積み且つ汚れがあるので割愛した上で紹介する。

梱包はこのように。
サンプル品につき色々とむき出し。

オプション品は上記の通り。
ポーチとType-Cケーブル、クロス、説明書とステッカー。

基本造形はX2と同等だが、操作パネルが大幅に拡大している。
物理キーも増えており、操作性が格段に向上しているように思える。

側面の配置もほぼX2と同じ。
マイクホールが平型になっているようだ。

側面に新たに「Q」キーが付与されており、クイックメニューを起動することが可能。
カスタマイズやお気に入り設定をプリセットすることができ、即座に呼び出すことができる。

見よ、この設定画面の分かりやすさ操作しやすさ。
最早スマホのそれではないか!
X2の小窓は何だったのか、とは言いつつ、あちらはあちらで傷の心配がなくてよりハードに扱えるという利点がある。
この画面の大きさをメリットと捉えるかデメリットと捉えるかはユーザー次第。

全方位録画は4Kが60フレームで録画できるようになっている。
ほかはX2と据え置き。

新たにループ録画機能も確認できた。
全方位撮影ができるため、ドライブレコーダーにも使えるかも?

バレットタイム機能も健在。
どういう機能かと言えば…以下動画参照。

このように本機を恐れることなくぶん回すことで特殊な撮影をすることが可能となる機能だ。
一応筆者もバレットタイムコードなる製品を所持しており、X2でたまに使用している。

が、本機そのものをぶん回すため、使用する上で正直すげえ躊躇する。
そのままどこかにぴょいーっと飛んでいった日には目も当てられないうえ、そもそもバレットタイムで撮影したいシチュエーションが思い浮かばないという点で使用頻度は低め。

他、内容物やインプレッションはX2と同等なのでInsta360 ONE X2の記事を確認して欲しい。

Insta360 ONE X2とX3の比較

外装はやっぱり同じ。大きさも同じ。

裏面はこんなに違う。
X3の操作性は”本当に段違い”だ。

充電カバーの形状が異なっている。
X3のほうが取り外しやすく、また装着しやすくなっている。
X2のほうは無理やり引っこ抜く感じで結構怖いので良い改善だ。

X3が178.7g、X2が152g。
X3のほうがバテリー容量が多く、且つ高機能なので重いのはあたりまえ。

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Insta360 X3 の良いところ

自由度の高さが天元突破

アイデア次第で何だってできる。過言ではない。
人目を気にせず、所構わず設置すれば、それだけで唯一無二の映像の出来上がりだ。
例えばこう!

アッ 恥ずかし
対向車がみんな見てくるじゃん。だけどオイラ負けないよ。
Insta360 ONE X3が躍動するオイラの映像を皆さんに見せたいね。

ちなみにこの時の筆者視点はこちら。

正直怖い。
ずっと視界でプラプラゆらゆらしているし、落ちて粉々になるんじゃないかとか心配しすぎてツーリングを楽しむどころじゃない。
でもワクワク感半端ない。

ということでこの装備で伊豆スカイラインを疾走してみよう。
どうせならということで筆者を専用アプリでトラッキングしてみた。

もちろん対象は問わないので任意のモノをトラッキング対象に選択可能。超楽しい。
ヘルメット越しだってトラッキングできちゃうんだから楽でしょうがない。
その結果がこの映像だ。

“見えない自撮り棒”のお陰でまるでドローンで撮影したかのような臨場感の映像に仕上がる。
容量とバッテリー消費を気にせず4K60fpsでスポット撮影を行えば、より優れた画質での撮影が可能となる。
マスツーリングで友人たちと撮影すると尚楽しい。

このようにアイデア次第で自分だけの特別な映像制作が可能だ。
一家に一台、あって困らないアイテムと言えるだろう。いや言い過ぎか。
ちなみにバイクでの撮影については公式がプロ映像を公開している。
筆者のような貧相な感性では補えない映像美があるので一見の価値あり。

編集アプリが年々向上している

上述の通り、筆者は2021年からX2を愛用している。
そして本機には専用編集アプリがあるのだが、これが結構な頻度で改良アプデが入っている
より使いやすく、より便利に、より高速に。

提供してハイ終了~、という投げやりな感じでもなく、しっかりと製品愛を感じるサポートがあるように思える。
長く楽しめる工夫が公式から提供されているのはとても安心感がある。
安い買い物でも無い本機を扱う以上、このサポートは大変に魅力的だ。

Insta360 ONE X2の魅力は据え置き

その他、本機の魅力はX2から据え置き。
あえて再び羅列するのもアレなので割愛。
Insta360 ONE X2 の良いところを参照して欲しい。

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Insta360 X3 の残念なところ

これまた欠点もX2据え置き

アクションカムとしてはでかいし重い、バッテリーの持ちが128GBのSDがいっぱいになる前に切れてしまう、多機能過ぎて扱いきれない、などなどはX2と同様。
詳細はInsta360 ONE X2 の残念なところを参照。

X2の資材が一部使えない

まずはバッテリー。
本機はバッテリー容量が増えているため、X2のバッテリーが使用できない。
アクションカムユーザーはスペアバッテリーを用意している人が多いと思うので、X2ユーザー且つスペアバッテリーを持っている人は全て買い直しする必要がある。

もう形状からして違うのでどうしようもない。

そしてマイクアダプターも互換性がない。
これは個人的に結構ショック。
バイクで友人とのマスツーを録音する際にX2で使用していたアダプターが本機では使用できない。

上述したように充電カバーの形状がそもそも違うので、X2のアダプターは刺さりやしない。
X3専用のマイクアダプターが別売されているのでそれを用意する必要がある。
X2ユーザーは本機に乗り換える際に、手持ちアイテムが互換性があるのかを注意する必要があるだろう。

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Insta360 X3 の総評

X2より操作性が格段に向上、且つより遊び易くなって魅力倍増。
X2の魅力はそのままに、基本スペックを順当に挙げてきた印象がある。

一方で、X2ユーザーには厳しい現実を突きつけられてしまったという現状。
上述したように、X2にはX2の良さがあるのでX3の更新点に魅力を感じないのであればそのまま使用したほうが賢明かもしれない。
更に言えば、X3の登場によってX2の値段が暴落している事も鑑みれば、あえてX2を選ぶという選択肢もありかも…?

とにかく一家に一台あって損はしない、魅力にあふれるガジェットで有ることは確かなので是非ともオススメしたい。
その際は”見えない自撮り棒”もお忘れなく。

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