【TRUEFREE EarFit DS1 レビュー】着実な品質改善が確認できるコスパ良好オープンイヤーイヤホン。

4.5
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まず最初に、本記事はメーカー様(TRUEFREE社)より商品を提供頂いた上での記事となる。
提供品だろうがなんだろうが正直に書き記すスタイルは変えるつもりは無いので、偏見無しに一読いただきたい。(テンプレ)

最近なぜだかとても流行っているオープンイヤーTWS。
そんな中でネックバンド式を採用した本機からの挑戦状が届いた。
受けて立とう。その実力を見せてみろ。

ということで今回はTRUEFREE F2をレビューしていく。

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TRUEFREE EarFit DS1 の基本データ

TRUEFREE について

TRUEFREEは、中国・深圳の企業Ginto E-commerce Co., Ltdが展開するオーディオ機器のブランドだ。
アクティビティ下で使用するイヤホン/ヘッドフォンを多く展開している模様。
曰く、「運動中に音楽を楽しむ方々を対象に、よりスポーツシーンに適した、良い音楽と軽い運動を楽しめるBluetoothイヤホンを生み出すことに努めている。」とあり、各運動シーンでの使用を前提とした設計が行われている様子。

ちなみにTRUEFREE社は、SOUNDPEATSから資金提供が行われている実質的なサブブランドといった扱いとのこと。
公式のリンクについては以下を参照。

TRUEFREE 公式サイト
TRUEFREE 公式Twitter

なお、弊ブログでは過去にも同社製品をいくつかレビューしている。

TRUEFREE EarFit DS1 について

TRUEFREE EarFit DS1は、TRUEFREEから発売されているオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンだ。
装着したまま環境音を取り込む事ができるため、装着・音楽再生したまま人と会話ができたり、環境音の取り込みが可能となる。
所謂「ながら聴きイヤホン」と呼称されるモデルである。

主な製品概要は以下の通り。

  • オープンイヤー型デザイン: 耳の穴を塞がずに使用するタイプで、周囲の音を聞きながら音楽を楽しむことが可能。
    耳掛け式で、メガネやマスクとの干渉が少ないように設計。
  • デュアル磁気ダイナミックドライバー: 12mm x 17mmの大型楕円形ドライバーを搭載しており、深みのある低音と繊細な高音を両立したサウンドを実現。
  • 長時間バッテリー: イヤホン単体で最大10時間、充電ケースと併用することで最大40時間の音楽再生が可能。10分の充電で約2時間の再生ができる急速充電にも対応。
  • マルチポイント接続: 2台のデバイスに同時に接続できるマルチポイントに対応、PCとスマートフォンなどをシームレスに切り替えて使用可能。
  • 専用アプリ対応: 専用のスマートフォンアプリ「TRUEFREE」を使用することで、イコライザー(EQ)のカスタマイズやボタン設定、ファームウェアのアップデートなど、様々な機能を調整可能。

その他、約66msの低遅延を実現するゲームモードが実装されていたり、充電ケースにはLEDディスプレイが搭載されており、バッテリー残量を視覚的に確認可能であったりと、相変わらず機能は豊富な様子。

TRUEFREE EarFit DS1 の外見

まずは外箱。
デザインも取り出し方もTRUEFREE O1と同じ。

内箱は真っ黒。
ここもTRUEFREE O1と同じか。

蓋を取るとスポンジ。

スポンジを取ると本体登場。
QRコードはHPへのリンクだ。

内容物を全部取り出してみたところ。
ユーザーズガイドとアプリへの誘導書き、Type-Cケーブルと本体と…
あとは…なんだコレ?イヤーピース?

Type-Cケーブルとは異なるケーブルは、どうやら首にかけるためのネックバンドパーツの様子。
これで両イヤホンを繋げることで滑落を防ぐわけだな。
よりスポーツシーンでの運用が期待できる。

イヤピっぽいのはイヤピだった。
正式名称である”シリコン製音導パーツ”が別途付属。
これにより音楽を聴きやすくしたり装着感を高めたりできる様子。

では本体を見ていこう。
おや?

ず…随分鍛え直したじゃないか…!
TRUEFREE O1の頃のようなプラスチッキー感は大分弱まり、大分スタイリッシュ且つ上品に仕上がっている。
ツルツルのっぺりボディでもなくなり、ファブリック調のテクスチャも施されており手触りもだいぶ良い。
開閉時のギシギシ感もまるでなく、剛性もしっかりとしている様子だ。
前面にはモニタも搭載されており、それを縁取った高級感のある加工がされている。
デザイン面でかなり進化している。正直言ってすごい驚いた。

開けるとこんな感じ。
シリコン製音導パーツが蓋にも付いており、見たこともない不思議な形状をしている。

本体を取ると、なんか見覚えのある質感で安心。

イヤホン本体はこんな感じ。
耳掛け部分はTPUソフトシリコン製で柔軟性がある。
本体にもシリコン製音導パーツが装着されており。これで大中小のシリコン製音導パーツサイズが内包されていることが分かった。
なお、標準サイズは小。

イヤホンの重量は9.4g。ケース込みだと75.3g。
イヤホン死体の重量はTRUEFREE O1と同じである一方で、ケースが全体的にスタイリッシュ且つ軽量・小型化されているという結果に。
まぁコンセプトの違いがあるので明に比較してよいものかは議論の余地があるが、品質レベルは間違いなく向上しているといえる。

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TRUEFREE EarFit DS1 の良いところ

スポーツシーンに期待ができる装着感

TRUEFREE製品はやはり装着感が良い。
本機は耳介に対し「挟む」と「乗せる」」の中間のような圧力を加えつつ装着するタイプなのであるが、これが中々に良い塩梅。

長時間の装着でも痛くならないし、ハードな動きにも一切動じない密着感を感じることができる。
公式の商品説明にあるように、メガネやマスクへの干渉もほぼ無いうえ、TRUEFREE O1が苦手としていた上下運動にも対応できる粘り強さがある様子であり、中々吹っ飛ばない。
というか吹っ飛ぶ気配すらない。中々やるじゃん。

更にはネックバンドパーツも付属しているのが心強いところ。
よりスポーツシーンでバリバリ使ってほしいという気概を感じれるではないか。

筐体品質の向上具合

同社製品をこれまでいくつか利用させていただいたものであるが、その中で筐体品質が抜き出て良い印象がある。
ケースの完成度は同社製品で過去一で良いし、デザインも良い。
装着感は上記で述べたように大変よろしいものであるし、冗長であるため割愛しているが、優れたタフさアプリ品質は本機でも健在であり、機能面でも優秀だ。
上記画像のように、バッテリーインジゲーターのデザインが少々チープなところが気になるものではあるが、それ以外は中々に好印象。

音質は、まぁこの価格では妥当かな。
相変わらずこもった感じはあるけど、この価格帯のオープンイヤーイヤホンでは低域から高域にかけてバランスよく出ているので及第点でしょう。

総合すると、価格以上の満足感が得られるイヤホンと評価できるレベルにあると思う。

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TRUEFREE EarFit DS1 の残念なところ

防水性能はおまけ

IPX5!!!!!!!
ここまでスポーティーに扱えると評価できていたのに、IPX5対応にとどまっている。

ちなIPX5は「防噴流形」と呼ばれ、あらゆる方向からの水の噴射に耐えられる性能を持っている端末に与えられる等級。
つまり雨ぐらいなら問題ないレベルであり、水泳やマリンスポーツなどの水没には耐えられないという事。
ここまでしっかり装着できるのであれば、そこまで対応してくれたらよかったなぁ。

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TRUEFREE EarFit DS1 の総評

着実な品質改善が確認できるコスパ良好オープンイヤーイヤホン。

「ながら聴き」イヤホンが世にはびこる昨今において、この品質であればしっかりと存在感がアピールできていると思う。
装着感の良さや機能面でおいて、中々のレベルの高さを感じることのできる良い製品として仕上がっている。
本ブログとしては、日常的な使用や運動、テレワークなど幅広いシーンで活躍できる、コストパフォーマンスの高い製品としておすすめできる良コスパイヤホンと評価したい。

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