前回のPETKIT PURA MAXにて、PETKIT製品の完成度の高さに驚くと共に魅了された筆者が、この度購入したさらなる同社IoTペット用品を紹介したく思う。
その名も「PETKIT 自動給水機」。
本当に日本語名どうにかしたほうがいいと思うよPETKITさん。
Amazon日本は当然のことながら、日本公式ページにも前回のような面白日本語が見当たらず出鼻を挫かれた思いではあるが、その製品クオリティ自体にはやはり問題は見受けられず、結論としては今回も星5の評価となっている。
PETKIT 自動給水機 の基本データ
PETKIT について
PETKIT(ペットキット)は2013年8月に設立された、おそらく中国上海の会社だ。
ペット向けスマート家電のメーカーであり、競合他社も少ないことから爆発的に成長し、今や「”自称”ペット業界で世界をリードするテクノロジー企業」であるという。
「DADWAY」という、ErgobabyやNUKといった子育て世帯なら必ず聞いたことがあるような大手製品を取り扱う卸企業で何故か取り扱いが行われている模様。
本ブログでは同社自動トイレをすでに導入しており絶賛稼働中。
筆者も猫様もみんなハッピーになっている。
PETKIT 自動給水機 について
本製品はその名の通り、自動で給水をしてくれるペット用(猫用)の水受けだ。
上記の通りどうやら海外名(正式名)はPETKIT Eversweet 3 Proらしい。
汚れた水を定期間隔で循環し、下部のフィルターで濾過し常に綺麗な水を供給してくれる。
勿論IoTデバイスなので、装着しているフィルターがどの程度汚れているのか、今日濾過した回数は何回か、消費電力はどの程度か、などの管理が可能。
水が不足しているようであればその通知も行ってくれる。
思うに、うちの猫様はそこらへんを歩いていたただの野良猫であったのに、なぜこうにも機械をフル活用して絶対的な管理が行われているのだろうか。
甚だ疑問であるが、答えは目の間に用意された可愛さに他ならない。
可愛さは正義。
なお、同社製品にやはり同じような製品ラインナップが存在している。
詳細が説明内容だけだとイマイチ分かり辛く、どのような差別化が行われているのかが分からない。
容量だけ?コードレス?アプリ管理の有無?それすらも定かではない。
そういうとこなんだよなぁ。
筆者は「Amazon.co.jp での取り扱い開始日」が一番新しい本製品を選択している。
なので本記事は以下リンク製品についてのレビューであると理解いただきたい。
PETKIT 自動給水機 の外観
まずは外箱。
ギリ撮影ボックスに入るデカさ。
耐久性及び耐摩耗性に優れた304ステンレス採用をアピール。
他簡潔にシンプルな本機説明が記載。
内容物は上記の通りで、スタンドと本体、説明書。
本体内側は全面ステンレス、かと思いきや側面だけ。
ポンプ設置部分はプラっぽいなにか。
ポンプは上記のように、コードも接続部も何もない。
取り外すとか云々の前に、本体下部に置く(添える)だけという設置方法。
中心に置くだけでOK。
どういう仕組みなんだろう。
そして本体とスタンドも置くだけという仕様。
文字通り機構が全てコードレス。すげえ。
本体をスタンドに置くだけ充電というのは見たことあるのでまぁ分かるが、ポンプまで置くだけ作動とは恐れ入る。
ただし給電はUSBケーブルで行う必要あり。
AC変換も無いので別途USBタップが必要だ。
筆者自宅には至る所にTESSAN製タップが設置されているのでそこから給電している。
フィルタは2層構造になっており、細かい汚れは勿論のこと、匂いやカルシウムイオンの除去が可能となっている。
品質は高く耐久性もしっかりしている。
猫様の様子
レビューにおいて特段必要は無い項目。
カワイイからついでに載せておく。
設置後数秒後の写真。
その後すぐに…
あぁ^~かわちだね^~なんでそんなかわちなの^~。
好奇心強すぎ警戒心なさ過ぎ新しいもの好きすぎ。
前回のトイレの時も設置後数秒後にカマしてたしガジェット好きすぎるだろ。
もうお前がガジェねこでいいよ。
PETKIT 自動給水機 の良いところ
管理性能に申し分なし。
本機の濾過性能については問題が無い。
フィルターによる性能は極めて高く、毛や食べかすなどのゴミが全て取られた水が常に表面にある状態をキープすることができる。
濾過タイミングや循環時間もアプリで管理できるため、無駄な稼働を抑制することもできる。
冬場などの乾燥する季節では、稼働間隔を増やすとあっという間に揮発してしまうため補給回数が増えてしまうのであるが、本機であればその間隔もある程度主導権が握れそうだ。
アプリも極めて優秀。
管理対象の追加も超簡単(というか起動時点で認識してた)であるし、操作もわかりやすい。
同社製品を纏めて管理・閲覧できるのも大変良き。
ブランドとして信頼がある
筆者は以下記事でも記載しているように、よくわからんブランドの給餌器や給水器を使用していた。
これらはただ安いという理由だけで導入されており、ブランドの信頼性なんてちっとも考慮はしていなかった。
結果、給水器のメーカーはAmazonから消失し、替えのフィルターを購入することができなくなった。
無名ブランドであるためにサードパーティも存在しない。
故に今回のように給水器自体を買い替える必要性が出てしまったのである。
対して本機は上述したようにブランドとしての歴史もあり、「DADWAY」での扱いもあるため信頼性がある。
長い間展開が行われていることからサードパーティも存在している。
もし同じような状況になっても、これなら代替運用は可能だ。
やはり、ブランドは大事なんだなって。
PETKIT 自動給水機の残念なところ
今のところ無い。
ポンプの仕組みがまるでわからないため、壊れやすそうな印象を勝手に抱いているのだが、これからどうなるか。
何かあり次第、本記事にて更新していこうと思う。
PETKIT 自動給水機 の総評
自動トイレと同じく、猫様を飼育している家庭には今すぐにでも導入して欲しい優秀な製品。
利便性が高く非の打ち所がない。
静音性も高く、容量も多く、メンテナンス性も優秀で、何よりも信頼がある。
これからも猫様の健康管理に協力いただきたい端末であると感じた。
こうなると同社給餌器にも興味がでてくるところ。
来年あたりに導入…ありますねえ。