
まず最初に、本記事はAliExpress様より商品を提供頂いた上での記事となる。
提供品だろうがなんだろうが正直に書き記すスタイルは変えるつもりは無いので、偏見無しに一読いただきたい。(テンプレ)
本ブログで久しぶりのKZイヤホン。
遡ってみると、なんと3年ぶりの登場っぽい。自分もびっくり。
最後のKZはKZ PR2の様子。

この3年でどれだけ熟成されたのか楽しみでしょうがない。
ということで今回は KZ Phantom についてレビューしていこうと思う。
KZ Phantom の基本データ
KZ Phantom について

KZ Phantomは、中国・深センに拠点を構えるKZ社(正式名称:Knowledge Zenith)より、2026年初頭に発売された1DD構成のイヤホンだ。
前作「KZ Zenith」の後継・進化系として開発され、音楽鑑賞だけでなくゲーム(FPS等)での利用も強く意識した「ゲーミング・ハイファイ」な位置づけのモデルとなっているとのこと。
主な特徴は以下の通り。
- ドライバー構成
高性能な8mmダイナミックドライバを搭載。
前作Zenithの優れたドライバー性能を引き継ぎつつ、ノズルのフィルターの目を大きくするなどの細かな改良を実装。 - 外観・ビルドクオリティ
Zenithの三角形に近いエルゴノミクス形状を踏襲しつつ、カラーリングをマットブラックに変更。
フェイスプレートには格子状・ギア状の装飾とKZロゴがあしらわれ、指紋が目立ちにくい落ち着いた質感に。 - 4段階のハードウェア・チューニングスイッチ
イヤホン筐体の側面に4つの物理スイッチを搭載。
付属のピンでON/OFFを切り替えることで、低域の量感調整や高域の減衰など、自分好みのサウンドバランスに変更可能。 - USB-CモデルのみDSPチップを搭載
プラグ根本にDSPチップ(サウンドカード機能)を内蔵しており、スマホやPCに直結するだけで高音質な再生が可能。
プラグ部のボタンをクリックすることで、4つの内蔵EQモードを簡単に切り替えることができるうえ、マイク付きモデルではツインマイク仕様による簡易的なノイズリダクション機能を実装しているため、ボイスチャットの品質も向上。
と、こんな感じに機能はモリモリ。
本体にもチューニングスイッチが有るのに、ケーブルにDSPチップまで付いているという充実っぷり。
本機だけで好みの音を絶対見つけさせてやるぞという気合を感じる。
KZ Phantom の外観


まずは外箱。
意外にも本機は安価モデルの箱が採用されていた。

開けてみるとこんな感じ。まぁいつもの。

内容物は上記の通り。
ケーブルとイヤピ、説明書とSIMピンみたいなヤツ。

チューニングスイッチの組み合わせ図は上記の通り。
見た感じ低音レベルを変更させるのに特化している感じ。

ケーブルとイヤピは上記となる。
まさかのイヤピは1ペアのみ。

ケーブルはType-Cで、刺すと光る。
ぼんやり浮かび上がるKZのロゴがカッコいい。
ロゴ下の物理スイッチを押すことで4つの内蔵EQを切り替えることができる。




本体はまさかのフル金属筐体。
フェイスプレートからノズルに至るまでフルメタル・ダイカスト。おっぱ……おっぱげた!
艶消しマットブラックで鈍色に輝く様は格好良く、格子状のFPも相まってかなりの無骨さが醸し出ている。
チューニングスイッチを備えている事もあり筐体はずんぐりとしているが、漆黒の筐体故か何故かそんなに大きく見えないという不思議感覚が楽しめる。

しかして体重測定は11gを記録。
まぁ、やっぱり重いッスね。
しかもこの筐体バランスなので装着感もかなり薄い。
イヤピ選択が重要かも。
KZ Phantom の良いところ
デザイン良し、音も良し。

筆者が手に取ったKZの製品の中でもかなり良いデザイン。
個性的なFPや高級感のある筐体はKZ ZARよりも高いまである。
黒筐体に金をあしらえるKZらしさもあり、ブラッシュアップされているなぁという印象。

音も1DDにしては分離感解像度が高く、KZらしいダイナミックでハッキリとした音色でレベルが高い。
相変わらず情報量が多いので聴き疲れしやすい印象があるが、これもまたKZらしいといえる、
「うんうん、それもまたアイカツ!だね。」ぐらいに汎用性の高いKZらしさを感じることができる模範的なKZらしいイヤホンという音色の印象。
これ多分、KZ製品たくさん触れてる人にしか通じない感覚なんだけど、まぁそうとしか言えない。
むしろブランドとしては完成され過ぎているまである。
DSPチップの性能が良い

本機の付属Type-Cケーブルの性能が結構すごい。
上記のとおり192kHz/24bitの出力に対応しているうえ、物理的な品質もそこそこ良い。
上記筐体品質も相まって、安価パッケージで展開されている割にかなり良品質な製品となっている。
しかも4つの内蔵EQモード切り替えも中々優秀。
スタンダードモード/標準ゲーミングモード/没入型ゲーミングモード/ハイファイモードと切り替えることができるのだが、これのアプローチがそれぞれ明確に異なるので「切り替える楽しさ」がある。
音源に合わせて、または用途に合わせて切り替えて楽しむことができる唯一無二さは中々の体験価値があるといえるだろう。
KZ Phantom の残念なところ
本体のチューニングスイッチの効果は大分に薄い

一方で、本体のチューニングスイッチはかなり甘い。
ぶっちゃけ筆者は効果を感じませんでした。
なんか気持ち変わったかも?というのは有るけども、最早”物理的に切り替えた”という体験から伴うプラセボ効果でしかなく、絶対ブラインドテストじゃ聴き分けられない自信がある。
それよりもケーブルのDACスイッチ切り替えたほうが面白いし楽しいし差があるので、完全に死に機能という印象。
まぁデフォで音は良い方なので…。
KZ Phantom の総評

見た目、音、ケーブル品質良し。ただし本体のチューニングスイッチはおまけ。
色々解りやすくてレビューしやすいイヤホンという印象。
多分、使用する人毎に異なる意見を持ちやすいイヤホンなんじゃないかなあ。
基本性能は価格帯で考えると間違いなく高いので、チャンスがあれば是非狙ってみて欲しい。
そんなKZ Phantom、現在AliExpressでセール中。
元々コスパお化けなイヤホンでは有るけど、アリエクの大型セールとかクーポンを組み合わせると、もはや「価格設定間違ってない?」ってレベルで安くなる。
届くまでちょっとだけワクワクして待つ時間も含めて、アリエクでポチってみようぜ。


