【Victor EP-FX12 スパイラルドットPro レビュー】なんか普通。使用するイヤホンを選ぶ難しいイヤーピース。

3.0
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本ブログでは散々と final E のイヤーピースを使用している、と記載していたが、最早それは過去の話。
最近ではもっぱらSpinFitシリーズをどんなイヤホンでも使用している。
装着感や音質、価格面で最もバランスが良いイヤーピースと判断している。

他有名どころのイヤピは一通り使用はしてみたと思っていたが、ふとコイツ試してないじゃんと天啓が降りてきた。
ということで今回は、Victor EP-FX12 スパイラルドットProをレビューしていこうと思う。

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Victor EP-FX12 スパイラルドットPro について

公式HPより、本商品についての説明は以下の通り。

  • クリアなサウンドを実現する独自音質向上技術「スパイラルドット」
  • 繊細な音のディテールまで再現性が向上
  • 耳当たり良い装着感と高い遮音性を実現
Victor EP-FX12

イヤーピース内壁にスパイラル状にドットが配列された特徴的な構造を有している。
これはVictor独自の音質向上技術である「スパイラルドット」と呼称され、イヤーピース内の反射音を拡散させ、直接音とのバランスを最適化することで、音のにごりを抑え、クリアなサウンドを実現するとのこと。
内壁にドットが穿たれることでこのような効果が生まれる理屈については不明。

スパイラルドットProでは、従来の「スパイラルドット」に新たなスパイラル状の凸形状が追加された様子。
これによって繊細な音のディテールまで再現性を高めているとのこと。
新たなスパイラル状の凸形状が追加されたことでこのような効果が生まれる理屈については不明。

とまぁ、普通のシリコン製イヤピの内壁がところどころ凹んでいるだけ、という説明にも見えるイヤピ。
その割にはSpinFit W1と同じぐらいの価格帯で展開されている。中々強気。
その性能は果たして。

なお本製品は、正確にはVictorではなくJVCケンウッドから展開されている。
しかし筆者は誰がなんと言おうと、SEOに影響があろうとVictorと呼称していく。
理由は以下参照。

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Victor EP-FX12 スパイラルドットPro の外観

まずは外箱。
まぁイヤピな簡易な箱。

中身。
注意書きと…紙袋。ケースもなし。
まさかのビニール・プラ不使用。
頑張ってますね。

紙袋からはコロコロとイヤピが出てくる。
ぶっちゃけ安っぽい印象がスゴイが、まぁこれも時代や。

一見するとただのイヤピ。
マジでただのシリコン製のイヤピ。
質感もそこらへんの安いやつと変わりなく、形状も加工精度も特筆することがない。
中身は確かにドットが確認できる。
これで千円超えですか…?という印象ではある。

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Victor EP-FX12 スパイラルドットPro の装着感と音質

上記はDUNU Kima 2に装着している画像。
やはり見た目は特殊感が無く、正直言ってまるで面白くない。

装着感もやはりそこらへんのシリコンイヤピと変わらない印象があり、密着感や吸着感などで特筆できる点は無い。
体高も低く、挿入感が大分浅いと感じる印象がある。
ノズルが長めのイヤホンであれば外耳道に押し込むことで対応はできるが、ノズルが短めのイヤホンであれば対処の仕様が無いぐらいに背が低い。
イヤホンを選ぶイヤピということで注意が必要だろう。

肝心の音質は中々にダイナミック。
ボーカルを含めた中音域が強調され且つ距離が近くなり、メリハリが強い音色となる。
低音も割と容赦がないズドン感があり、上記ダイナミックさに拍車を掛けるエッセンスとなっている。
伴って低中音域が耳障りになるのか、といえばそうではなく丁度よい塩梅に収まっているのが面白いポイント。

一方で、イヤホンそのものがドンシャリ傾向である場合は要注意。
よりドンシャリ傾向が強調され、大分攻撃的で退屈な音色に変化してしまう”きらい”がある。

このように、使い所が限られる中々に気難しいイヤーピースと感じた。
一方でこの体高であればTWSにも流用ができるので、ある意味では汎用性は高いのかもしれない。

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Victor EP-FX12 スパイラルドットPro の総評

うーん、ぶっちゃけ微妙。
使用するイヤホン、強いては利用者自身を選ぶクセ強イヤピ、という印象。

素材面、装着面、流用性、更にはコスト面を総じて判断すると、星3が妥当と言ったところか。
この価格であれば諸々バランスが大変によいSpinFitシリーズのほうが有用性が高いと感じてしまう。
800円程度だったらまぁ満足だったかな…。
音色面では確かに「面白さ」は感じるものであるので、特定のイヤホンと組み合わせることでその魅力をより引き出すことが可能となるアイテムになり得るポテンシャルはあるかもしれない。

にしても、最後まで本製品の売りである「ドット」の性能と効能が理解できんかったな…。

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