【Kinera Celest Wyvern Black Remaster レビュー】ジャケ写の美少女もイヤホンも良デザイン。音は普通。

4.0
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世の中はブラックフライデーセールとかで盛り上がってますな。
弊ブログではそんなのあんま関係ないので通常運転で行きます。

今回はジャケ写のメスガキ美少女が可愛かったので一目惚れしたイヤホンとなります。
そうだね、例のアレシリーズだね。
ということで Kinera Celest Wyvern Black Remaster をレビュー しまう。

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Kinera Celest Wyvern Black Remaster の基本データ

Kinera について

Kineraとは、2011年に中国の東莞(Dongguan)で設立オーディオメーカーとなる。

小型スピーカーデバイスを独自に開発する能力を有しているとのことで、ダイナミックドライバ・バランスドアーマチュアは勿論の事、静電・骨伝導・平面ユニットに至るまで、独自に開発研究をしているという中々のツワモノブランドである。

その中の子会社として2021年に設立されたのが「Celest」となる。
Kineraの技術力を安価モデルとして提供するブランドの様子。
XiaomiとRedmiみたいな関係性かな。

同社製品は一応本ブログでも扱ったことがある。
通称、野獣先輩。対象は以下。

Kinera Celest Wyvern Black Remaster について

Kinera Celest Wyvern Black Remasterは、2025年6月頃に発売されたイヤホンだ。
Kinera Celestのエントリークラスとして人気を博した「Wyvern Black」を、さらに改良したリマスターバージョンとのこと。
ちなWyvern Blackは所持していない。

商品詳細を確認する限り、無印との明確な変更点としては「音質のグレードアップ」「フェイスプレートを含めた筐体デザイン」「パッケージデザイン」が挙げられている訳だが、それってもう別製品じゃね?と思わなくも無かったり。

個人的に一番の変更点は、ジャケ写に美少女は現れたこと。
これがまぁかわいい。キャラデザとして秀逸。

Kinera Celest Wyvern Black Remaster の外観

まずは外箱。
裏表に美少女がいる。
…よく見ると裏のイラスト違くね?
絶対俺を見ている。俺のことが好きなんだ。間違いない。

蓋を取ると内蓋。
リマスターした経緯というか、何かそういう事が書いてある。

内蓋を取るとこう。

中身を取り出すとこう。
…?!なんか絶対イヤホンに関係のないカードがあるぞ…?
Truthear HOLAの再来か?胸が熱くなるな。

これがワイバーンブラック、黒竜ちゃんですか。
なんかこう、AI出力みを感じるものではあるが、キャラデザがとても良い。
チャイナドレスを印象付けるシルエットに龍のモチーフをあしらえた、纏まりが良く解りやすいキャラデザで良い感じ。
肩出しなのでアバターとしても動かしやすく、すぐにでもVtuverに転用できそう。

それはそうと、このカードはなんなんスかね。
これイヤホンなんスけど。

気を取り直してイヤホンを見ていく。
ポーチ(?)からは、ケーブルに繋がれたイヤホンとイヤピが出てくる。

今回はマイク付きケーブルを購入。

本体はこんな感じ。
最早見慣れてしまったものであるが、黒豆のようなツルッと筐体に金色のステムというデザイン。
質感もよく、剛性も高い。
4千円クラスと考えると中々に品質は良いといえるだろう。
まぁ野獣先輩も似たような感じだったし、こういうのが得意なのでしょう。

重さは4.8g。野獣先輩よりデカいのに軽い。

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Kinera Celest Wyvern Black Remaster の良いところ

デザインよし

本機はジャケ写の美少女もさることながら、イヤホン自体のフェイスプレートのデザインも秀逸だ。
幻獣のソレでは有るが、まるで龍の鱗の破片のような形状と輝きは、中々に艶めかしく美しい。
微小なラメ素材も含まれているようであり、見る角度で瞬く輝きが変化し不可思議な印象を際立たせてくれる。
羽根の様な葉脈のような、それこそ鱗の一部のような生物的な幾何学模様は見飽きることがなく、前述した特殊な輝きも相まって中々に見応えのあるデザインとなっている。
ついでに言えばフィット感も良い。

美少女に釣られて入手したものではあるが、中々どうしてイヤホン自体のデザインもしっかりしていて驚いた。

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Kinera Celest Wyvern Black Remaster の残念なところ

音は価格相応

肝心の音については、なんかこう、言うことが無い。
聴きやすいしメリハリがあって扱いやすい。
が、ソレぐらいしか言うことがない。

特徴的な音域はなく誇張もなく、解像度が高いとか再現力があるとかそういう事も無く、音場は価格相応で、空気感は皆無。
まぁとっても4千円クラスだなぁという印象。

イヤホンのデザインレベルが価格に比較して高く、ソレにつられて期待値も高まってしまった事に起因したのだろうか、普段は気にならないような平々凡々な音質に対し少々ネガティブな感情を抱いてしまったのかもしれない。

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Kinera Celest Wyvern Black Remaster の総評

イヤホンもジャケ写の美少女も良デザイン。音は普通。

扱いやすくてクセのないイヤホンなのではあるが、デザインに比例して無個性過ぎたのが残念ポイントか。
Remasterじゃない前作と比較したらもっと違う評価になったのかもしれないが、まぁ(美少女ジャケじゃないので)興味も無いし今後比較することも無いでしょう。
この価格帯はコスパに優れた製品が有り溢れているからなぁ…。

ということで、本機はデザインに惚れたら手を出してみても良いかと。

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