いつの間にか手元に増えた美少女イラストを冠したイヤホン達。
当ブログでは「例のアレ」でタグ付けがされている、例のアレである。
最初はネタ感覚で入手していたものではあるが、その外見以上に個性的な音質を有していることからレビューをする面白さが満たされるものが多い。
結果として今では好んで入手するようになってしまった。
そのおかげで今やすっかりエロゲみたいなイヤホンレビューブログになりつつある。
しかも最近はUSB DACにまで美少女が現れてきて実にけしからん。
おじさんはね、可愛い女の子が大好きなんだ。
ということで、せっかくなので手元にある美少女イヤホン/USB DACのまとめ記事、もとい美少女一覧記事を立てておこうと思う。
コイツ気持ち悪ぃなと思ったそこのあなたは正しい。
筆者自身もそう思っている。
水月雨(MOONDROP)
水月雨(MOONDROP)は中国(おそらく深セン)を拠点とした、2015年に設立されたオーディオブランドだ。
1万円程度のものから10万円近いものまで、多種多様なイヤホンを展開している。
美少女キャラクターは「水月友希」なる一人を扱っている様子であるが、絵柄や雰囲気が作品毎にまるで違っており、正直それぞれで異なる人物を扱っているような印象を受ける。
ちなみに水月友希はVtuberみたいに喋って動いて歌ったりする。
それら映像はbilibiliより確認可能。
MOONDROP Aria
大戦犯イヤホン。原点にして頂点。
筆者を美少女イヤホンに引き込んだ張本人であり、MOONDROP Aria以上にエロゲ感のあるパッケージには出会えていない。
このAriaちゃんから漂う”幸薄そう”感は筆者の性癖を刺激する。
ヴィレッジヴァンガードにありがちなよくわからないジュブナイル漫画のような、読み終わった後筆舌にし難いモヤッとした感情に襲われる作品に出てくるヒロイン感がある。
あんまり幸せなエンディングを迎えてほしくないし、常に表情も曇っていてほしい。
音の傾向はとてもまったりとした印象。
9000円以下という安価でありながら感じさせる上品さは大変に好印象。
ビルドクオリティも高く初心者にもおすすめできる優れたイヤホンだ。
MOONDROP KXXS
これもまた筆者をより沼に引きずり込んだ戦犯イヤホン。
KXXSちゃんは白黒でシンプル。
故に愛でるポイントが少ないのが悲しいところだ。
よく見ればなんだか違和感を感じる顔つきだが、それもまた味である。
音の傾向はレベルアップしたMOONDROP Aria。
音の傾向はAria据え置きで、解像度含めサスティンや迫力などが順当にパワーアップしている。
イヤホン筐体が鏡面加工でありとっても傷つきやすいのが困る所ではある。
MOONDROP KATO
筆者のぶっちぎりお気に入りイヤホン。
KATOちゃんはあるキャラのガッツリコスプレを決めているのが特徴的。
清純派ヒロインを感じる様相であり、また製作者の愛を感じるものでもある。
あー曇らせたいなぁ。
ポジションとしてはKXXSの進化版という体であるが、音の傾向は別物。
マイルドなKXXSから、よりはっきりとした出力傾向に変わり、解像度は段違いにパワーアップ。
バランス感が非常に高くどんな曲も明るく楽しく聴くことができる。
とってもおすすめなイヤホン。
MOONDROP 竹-CHU
コスパぶっ壊れイヤホン。
4000円以下クラスでは正直これより良いイヤホンは無いと思う。
竹ちゃんはピンク髪の水月ちゃんでは無さそう。
十二単を着た姫カットであり、本機種の竹なる名前も相まって、どう見てもかぐや姫モチーフ。
シンプルな印象ながらも中々な嫁度を誇る逸材である。
自然に湧き出た「嫁度」と言う言葉であるが、意味はよくわからない。
自分が怖い。謎が謎を呼ぶ。
音傾向はマイルド。
バランス感・解像度はこの価格帯では信じられないレベルに良く、それでいながら本機でしか味わえない(MOONDROPらしい)魅力がある優れたイヤホン。
MOONDROP入門編に大変おすすめ。
MOONDROP VARIATIONS
評価に迷うイヤホン。
ただなんだかんだ面白いので筆者環境では利用率は高い。
VARIATIONSちゃんは、筆者的に一番シコい。
絵もすごい安定しているし、ラノベのそれ感がハンパじゃない。
すごく曇らせたい。
出力傾向はかなりブーミー。
低音が太く逞しく響き、中高音域が食われがち。
しかして解像度は極めて高く、本機でしか味わえない音色がそこにはある。
バランス感はあまり良くないが、音楽の楽しさを思い出させてくれるようなユニークさがある。
筆者はなんだかんだ言いながら、よく使っている不思議なイヤホンである。
MOONDROP STELLARIS
とてもむずかしいイヤホン。
ただしビルドクオリティやオプション品は最高。
STELLARISちゃんはKXXSちゃんほどではないがシンプルな作風。
ラメ加工があり作画も安定していてとても綺麗。
衣装は意外と派手であり、重そうで装飾多めなドレスをまとっている。
是非カラーで拝見したかったところだ。
音傾向は高音重視。
今までの安定したMOONDROP感は無く、低中音域がだいぶ抜けている。
サ行は刺さり気味であるし、金属音はシャリシャリとしがち。
アンプをかましても改善は少なく、本機自体でだいぶ尖ったチューニングがされている模様。
パッケージ絵も相まって、筆者的には愛が薄いイヤホンだ。
MOONDROP 蘭-LAN
原点回帰がうかがえるMOONDROPイヤホン。
パッケージ絵も良い感じ。
蘭ちゃんは筆者が敬愛するInnocent Grey味のあるミステリアス感がある。
こちらを眺める表情ではあるが、その眼差しの奥には異なる何かを見つめ思案するような”迷い”がうかがえる。
口元も決して笑みを浮かべているとは表現し難いものであり、これから起こる何かに身構えるようでもある。
この後猟奇事件に巻き込まれそうだし、幸せになれ無さそう。
すごく良い。
音傾向は変わらずマイルドなMOONDROPな音。
STELLARISで何かを察したとしか思えない音傾向であり、色々と察するものがある。
その為か、MOONDROP 竹-CHUとあまり差別化が行われているとは思えない出力傾向が感じられる。
リケーブルができる、ビルドクオリティが高く触感が優れているという差があるので、本機なりの強みはそれなりにある。
MOONDROP 菊-JIU
カジュアルすぎるイヤホン。
一方で、キャラデザがとても優秀。
菊ちゃんはチャイナドレスを着た水月ちゃん。
4,000円台の安価モデルでありながら、なんだかぶっちぎりでキャラデザが良く作画も力が入っている。
手持ち・未入手を問わず、MOONDROPのなかで一番可愛いまである。
そんでもって…水月ちゃん”ちっぱい”なんすね(ニチャア
音傾向はほぼ竹-CHU。
というか筐体やケーブル品質含めて竹-CHUのソレ。
Type-C接続を否が応でも求められるため竹-CHUよりも拡張性が無く、扱いに困る。
でも菊ちゃんは可愛いから…。
MOONDROP 竹-CHU II
低価格イヤホン戦争を終わらせる事のできるイヤホン。
竹2ちゃんは同社製品において筆者の中で一番解釈違いの娘。
全然竹感も無ければそれを際立たせようとすらしていないのが腹立たしい。
竹背景ではあるが何故かパーティドレス、申し訳無さ程度にパンダを添えただけ、という”ちぐはぐ”な絵であり、どうにもミスマッチしている感が際立ってしょうがない。
ブラッシュアップされた次期パッケージも”パンダを背負っただけ”という安直なものであり、どうにも本作への力の入れ具合を感じないものである。
チャイナドレスを着ろ(半ギレ
しかして、音質は最高。
五千円以下という価格帯でありながら、普通にウン万円のイヤホンと戦える/凌駕するクオリティを有している。
大言壮語ではない、正に低価格イヤホン戦争を終わらせる事のできるイヤホンだ。
MOONDROP Little White
美少女イヤホンじゃないけどラインナップ。
MOONDROP資産をカジュアルに無線使用するためのアイテム。
Little Whiteちゃんは病弱薄幸美少女の”体を模した”水月ちゃんだ。
いや、鏡に写っている虚像がピンク髪なのだから、この白い姿こそが本当の水月ちゃんなのか?
では我々が今まで視認してきたピンク髪の水月ちゃんは仮の姿?
本当の水月ちゃんは、どこかの病室でこのピンク髪の姿を幻視しているのか?
…うむ、なんだか興奮してきたよ…!
で、肝心の性能としてはなんだか中途半端な印象。
音質は感覚70%減だし、通信品質もよろしくない。
まぁ無線での扱いやすさと音質をいい塩梅でトレードオフした製品という事で評価。
MOONDROP Golden Ages
音良し見た目良し、その他は貧弱という扱い辛いTWS。
Golden Agesちゃんは、80年代アニメを意識したような高コントラストな配色とはっきりした線画で彩られたアイコニックな水月ちゃん。
魚眼レンズでの撮影を意識した構図なのだろうけど、なんだか少し歪で造形的不安感を覚える様相を体している。
まじまじと見ていると体調を崩す恐れがあるので注意が必要だ。
製品としては上述の通り、とても優れたハードウェアを有している反面、その他がとても貧弱。
人混みでは全く使えたものでは無いし、管理ソフトウェアの品質もまだまだといった印象。
これからブラッシュアップされていくものなのだろうけども、2024/5現在は”問題有り”と評価せざるを得ない。
MOONDROP Dawn Pro
価格相応で扱いやすいUSB DAC。
Dawn Proちゃんは、何だか妙な主線と配色で彩られた水月ちゃんだ。
立体感が妙に削がれているものであるし、後ろのタイル調の床の奥行きのバランスと人体像の配置としても妙に歪んでいる。
髪の流れもよく見れば妙な重力が掛かっているし、そもそもスマホを逆さに持ってるし、全体的に色々と奇妙。
見れば見るほど奇妙。
製品としては、安価な製品らしく低域を持ち上げて簡易なパワフルさを演出するような味付けが目立つエントリーモデルという印象が強い。
スマホアプリも用意されており、USB DACの入門編として基礎を学べる教材のような製品だ。
IKKO
IKKO Audioは中国深センを拠点とした、オーディオブランドだ。
例に漏れず1万円程度のものから10万円近いものまで、多種多様なイヤホンを展開している。
あまり美少女絵を前面に出しているブランドではないが、なんかいっつも娘っ子がパッケージを飾っている。
恥ずかしがらずもっと出してどうぞ。
IKKO OPAL OH2
あんま面白くないイヤホン。
OPAL OH2ちゃん?さん?
とってもストリートな感じでもあるし、なんだかカートゥーン味もある。
まぁシコれない。
平坦な音色でバランスに極振りしたモニターライクな音傾向。
解像度は高く、音の粒立ちは極めて良好ではあるが、音場が狭く立体感は薄い。
個性的なものはあまりなく、パッケージ絵も相まって面白くないなぁという印象。
NICEHCK
NICEHCKは、2015年に深センにて設立されたオーディオブランドだ。
最早中華イヤホン好きには説明不要。
イヤホンというよりケーブル屋さんというイメージではあるが、色々と高品質なイヤホンを展開している。
堅実的でしっかりとした、且つ無骨な商品を展開しているイメージを個人的に抱いている。
…のであるが最近、低価格帯を中心に美少女パッケージを採用しており、どうにも怪しい動きをしている。
筆者的にはそんな事しなくても十分なブランドイメージがあるのに逆効果では…と杞憂を抱いてしまうものである。
NICEHCK DB2
ドンシャリだが扱いやすいサウンドのイヤホン。
パッケージはオリジナルキャラのDB2ちゃん(Tian Huiちゃん)。
ロリみの強いビジュアルではあるが乳はでかい。
クソデカ謎ヘアピンと左右非対称のリボンという、テンプレのような二次元美少女が逆に新鮮さを醸し出すものであるが、何より気になるのは左手に持っている謎の円柱だ。
茶葉入れかと思いきや飲んでいるのはコーヒーだし、お菓子の容器とも思えない。
なんだろう、多分スタングレネードとかかな。
音の傾向は平凡的。
特筆できるのが”どちらかというとドンシャリ”というぐらいで少々無個性気味だ。
Truthearのようにバランス感重視という印象でもなく、MOONDROPのような締まった低音も無い。
使用シーンを選ばない素直なイヤホンという評価。
Truthear
Truthearは中国(おそらく深セン)を拠点とした、2022年に設立されたオーディオブランドだ。
展開されている製品は執筆時点で4つしか無く、まだまだこれからといった企業である。
ここは一人の美少女を中心にパッケージを飾っているのだが、これがまた中々に逸材。
名前は「白」。
“しろい”と呼ぶのが正しいみたい。
なお、パッケージを飾るイラストは公式HPでDLが可能。
Truthear HOLA
とても聴きやすくデザインの良いイヤホン。
謎のパッケージが魅力的。
彼女…”白ちゃん”に出会った時、電に撃たれたような感覚に襲われた。
あまりにも不安定な体躯と作画、それでいながら自信のある曇りなき眼差し。
何よりも、イヤホンなのにこのキャラのためだけの三面図が描かれたカードが入っていることには恐怖すら感じたんだ。
いやきっとこの感情は、恋なのかもしれない。
音は言ってしまえば普通。
安価モデルでありながらとても聞きやすくバランスの良い出力を感じることができる。
癖も無く扱いやすい為、中華イヤホン入門にうってつけ。
Truthear x Crinacle ZERO
癖のあるイヤホン。
パッケージは相変わらず白ちゃん。
相変わらずどことなく不安定さを感じるものであるが、HOLAよりはまとも。
うさ耳が生えているのに人間の耳が確認できる。
じゃあなんだ?頭のそれは飾りなのか?
あと装着しているイヤホンさぁ、Crinacle ZEROじゃないよね?
なんなんだ君は。好きだ。
音の傾向としてはバランス重視。
であるのだが、どうにも人為的な補正が強すぎるというか、不自然に均されたバランス感がある。
HOLAの出力傾向に一曲二癖付いたような違和感がある。
Truthear HEXA
見た目がカッコいいイヤホン。
また会えたね白ちゃん。
恐らく木陰と思われるシャドウが描かれているのが目を引くところ。
HOLAやZEROに比べると全体像として違和感が少なく、現状「Truthearのフラッグシップ」であるということもあり、気合が入った作画の印象を受ける。
でもやっぱりそこはかとない不安定さがあり、趣がある。
「趣」って言葉、便利で好き。
音の傾向としてはモニタライク。
DD+BAというハイブリット機でありながらBAの呼吸音がまるで聞こえない。
BA君生きてる?大丈夫?おっぱい揉む?白ちゃんの。
Truthear x Crinacle ZERO:RED
スッキリキラキラに洗練されたZERO。
パッケージは勿論白ちゃん。
まーた難しい構図でのイラストなんか書いちゃってぇ。
パースが取れて無くて刃牙の登場キャラクターみたいな腕の太さしてるように見えるじゃん。
ほんと白ちゃんはおちゃめだなぁ。
音の傾向としては洗練されたZERO。
無印ZEROにあった違和感や人工感がかなり軽減され、自然に且つ洗練された出力が魅力的となっている。
反面、使い難い筐体は据え置きなので、手放しに称賛することができないという難しいイヤホンだ。
Truthear NOVA
これまでのTruthearらしくない派手な音色が魅力的なイヤホン。
パッケージは天使な白ちゃん。
装飾型でありながら破綻がなくド安定な絵柄で描かれている。
羽の表現が若干怪しいながらも、全体のクオリティは非常に高く今までの不安感がある白ちゃんみが無くなっている。
それに伴い親しみやすさも無くなってしまっている為、筆者は憤りを隠せない。
白ちゃんを愛でる時はね、誰にも邪魔されず自由で、なんというか救われてなきゃあダメなんだ。
独りで静かで豊かで……。
音の傾向としてはこれまでのTruthearらしからぬと言った感じ。
Truthearののっぺりフラット感から逸脱し、メリハリのある鮮やかな音色で楽しく鳴らしてくれる。
付属品も優秀で高品質。満足度の高いイヤホンだ。
Truthear GATE
ほぼHOLA。
パッケージは勇ましい白ちゃん。
猛々しく美しい絵柄で彩られており一見の印象は大変に優れている。
しかしてよく観察してみると、和服っぽく見えつつも和服の体をなしておらずどちらかというと巫女服、そして漢服らしくもある。
倭刀のような持ち手でありながらも装飾過多な唐大刀の特徴もある武具を所持しているなど、コンセプトとして何だかよくわからない全体像であり、安心する。
これでこそ俺達の白ちゃんだ。
音はほぼHOLA。
しかも筐体がかなり劣化したHOLA。
三面図も無くなった。ブチギレそう。
TANCHJIM
TANCHJIMは中国(おそらく深セン)を拠点とした、2015年~17年頃に設立されたオーディオブランドだ。
ここの会社の製品はどれもが「黒、金、銀」のみの彩色で構成されているのが特徴的。
パッケージキャラは一人の美少女を採用している。
名前は「浅野てんき」。
実はVtuberみたいに喋って動いて歌ったりする。
それら映像はbilibiliより確認可能。
最近では信心が高まり過ぎて御神体までお迎えしている。
TANCHJIM OLA
小さく軽く、解像度が高く明るいと中々に優秀なイヤホン。
しかして角張った形状がお耳にイタイイタイなのだった。
パッケージを飾るのは勿論浅野てんきちゃん。
しっかりとしたキャラデがされており、イラストも美麗。
どこかのエセうさ耳娘と違ってしっかりとOLAを装着しているのもポイントだ。
これからの商品展開に備えてちゃんとしたプロダクトの元に生まれたキャラ感を感じる。
故に「金の匂いがする女」と呼称する。
ふーん、エッチじゃん。
音傾向は上述したとおり。
安価でありながら大変に優秀な音質を備えてる。
MOONDROP 竹-CHUと肩を並べれる逸材であるが、装着感にクセがあるのが玉に瑕。
TANCHJIM ZERO
バランスの良いクセの無さが魅力のイヤホン。
ただまぁ、長期的なお付き合いはできなさそう。
パッケージは勿論浅野てんきちゃん。
外装もデザインもOLAちゃんに酷似しているが、こっちのほうがぶっかけに向いてそうリビドーを刺激する表情をしている。
よく見ればZEROを装着しているように見え、やはりしっかりとしたプロダクトを感じるものである。
音傾向は価格相応のバランス重視。
あー聴きやすいなぁ、というぐらいしか特筆することができないぐらいのあっさり具合であり、オーディオファン相手に向けた製品ではない印象。
TANCHJIM NEW HANA
所有欲が満たされるイヤホン。
パッケージは飾ってはいないが、浅野てんきちゃんのポストカードが付属。
しっかりとNEW HANAを装着し、そのカラーリングに合わせた配色の服装・装飾品でドレスアップしている。
とてもかわいい。脇を舐めたい。
優れた筐体美を持つが、音の傾向は実はドンシャリ。
ぶりぶりした出力で中高音域が丸く聴こえがち。
解像度も高くはなく、値段相応とは言い難い印象。
でもてんきちゃんは可愛いから…。
TANCHJIM KARA
ポテンシャルは高いがスロースターターなイヤホン。
TANCHJIM NEW HANA同様、パッケージは飾ってはいないが浅野てんきちゃんのポストカードが付属。
しっかりとTANCHJIM KARAを装着したビジュアルではあるが、なんだかその眼差しは物憂だ。
というか、腕を組んで無表情俯瞰気味からくるS気のあるその視線は、一定の特殊性癖を刺激する。
やめてそんな眼で見ないで、悔しいけど感じちゃう。
優れた筐体美と、澄み渡る空気感と解像度が魅力的。
一方で、箱出しからすぐにはその魅力を味わえない硬めなドライバはとても気難しい。
20時間以上のエージングを要する本機は気長に付き合っていく必要がある。
TANCHJIM ONE
TANCHJIMの『竹-CHU II』的ポジションのイヤホン。
同じく浅野てんきちゃん。
パッケージは飾ってはいないがポストカードが付属するタイプ。
あーあ、谷間ガッツリ見せちゃってホントスケベな娘なんだてんきちゃんってば。
前々から思ってたけどそういう事する娘だよねてんきちゃんって。
やっちゃったね。もう無理だよ。始まっちゃったよ。止められないからね。
もうおじさん怒るからね。
音傾向はほぼTANCHJIM OLA。
であるが、高音域を低めて低音域を強めに、というチューニングが図られており一応の差別化がされている。
筺体についてはこちらのほうが質感がよく、個人的にはこちらの方が好感触。
TANCHJIM LUNA
音質もデザインもサービス(オプション)も良いUSB DAC。
浅野てんきちゃんの匂いが強すぎる一品。
この製品だけで”おびただしい浅野てんき”を浴びる事が可能。
パッケージを彩るてんきちゃんは2パターンあるし、異なるポーズを取っているてんきちゃんのステッカーまで付属している。
蠱惑的な表情を浮かべながらこちらを見つめる表紙絵には、思わずキンタマが光りだしそうだ。
音質としてはニュートラル気味でありながら力強さをプラスする”聴き易さ”がある。
低音だけを誇張するような安直さはなく、DACとしてしっかりとしたバランスの取れた音質形成がされており、ピーキーさもなく大変に扱いやすい製品として纏まっている印象だ。
ただちょっと傷つきやすいのが玉に瑕。
SeeAudio
SeeAudioは2019年に生まれた深圳発のオーディオブランドだ。
このブランドも美少女推しのこってりしたパッケージが特徴。
曰くどれも一人の美少女である”リンコ”なる娘が飾っているらしいが、Z Reviews Rinkoはその限りではない。
SeeAudio x Z Reviews Rinko
不思議で面白いイヤホン。
パッケージの”リンコ”らしき娘は何故か二人いる。
裏面では蠱惑的な表情を浮かべたスケベコス女がこっちを見ている。
絶対これ筆者の事好きだろ。
音の傾向は低音ぶりぶり。
なのに破綻せずバランスが取れているという不思議感覚を味わうことができる。
解像度も高く、イヤホンそのものの品質としては大変に優れている。
パッケージも音質も個性的でとても楽しいイヤホンだ。
SeeAudio Bravery AE
超優等生イヤホン。
手持ちのイヤホンで最強の音質を誇る。
パッケージには看板娘の”リンコ”が描かれている。
平成のエロゲパッケージによくあるような「何に祈ってるのか分からん美少女」構図が採用されており大変に心が泡立つ。
紅葉が散っているのに肩出し服って寒くない?
音質はとんでもないバランス感を有している。
どんな楽曲でもレベルの高い合格点をオールウェイズ出してくれる完璧なイヤホン。
マジでこれだけ買っておけばOK、そう自信を持って言えるぐらいの無敵イヤホンだ。
Dunu
Dunuとは、2006年に創業された中国のどこかにあるオーディオブランドだ。
スタジオ向けからコンシューマ向け、挑戦的な製品に至るまで、個性的で優秀なイヤホンをコンスタントに排出している勢いのあるメーカーという印象。
公式HPの作りなどからも当ブランドとしての自信と力の入れ具合がうかがえる。
Dunu Kima
音質とデザイン面、共に優秀な優れたイヤホン。
Kimaちゃんはメイドカチューシャをしているものの、そのコスチュームは「オクトーバーフェスト」でお馴染みであるドイツ民族衣装”ディアンドル”を彷彿とさせる装飾が施された衣装に身を包んでいる。
また目元や口元にはしっかりと化粧を乗せた形跡が確認でき、ヘアにはブラックのインナカラーが入っていることも確認できる。
ただの流し描きとは異なる力の入れ具合を感じるものであり、多分これ描いたの女性なんじゃないかなーと思うぐらいの繊細なキャラ造形が魅力的だ。
このキャラ造形に負けていないぐらいにイヤホンの音質・造形美も優れている。
幾何学的なフェイスプレートで装飾されていながらも、装着面はなだらかで自然な造形となっておりとても装着しやすい。
音質は元気でメリハリのあるサウンドが楽しいものであり、価格以上のクオリティがある。
あらゆる面で魅力的なイヤホンと言えるだろう。
INTUAURA
INTUAURAは中国のどこかを拠点としたオーディオブランドだ。
以上。素性が何もわからない。情報求む。
INTUAURA YaoJI-PEARL
見た目も中身もオタク向けなイヤホン。
YaoJI-PEARLちゃんは、むやみやたらに可愛いのが特徴。
イヤホンなんて勿論装着してないし、背景画なんかも無い。
ただ可愛い美少女がこっちをみている。
デザインは勿論、箱の大きさまで本当にエロゲのそれ。
特化しすぎていて正直笑えるレベル。でもこれってAI出力じゃね?
音の傾向は打ち込み特化。
クラシックやバンドのような生音では各楽器が尖りすぎてかなり聴き辛い印象がある。
本機はオタクが好きそうな情報量多めな楽曲でこそ映える。
HZsound
HZsoundは、中国のどこかにあるオーディオブランドだ。
実は2014年から稼働している老舗。
美少女イヤホンはそんなに出していないうえ、商品展開も少ないが、その実力は確かなもの。
HZsound Heart mirror zero
コスパに優れた中途半端なイヤホン。
Heart mirror zeroちゃんは、なんだかこう、やる気を感じない。
「付けときゃ良いだろ」という適当さがにじみ出るものであり熱意がない。
キャラそのものに対する愛が無く、”流行りだから”と誂えられたような印象がある。
もうちょっとさぁ、こうさぁ、なんかあるじゃん。
対して、音質は大変にバランスに優れており過不足はない。
どんな楽曲でも扱いに困る事はなく、オールラウンドに使用できるイヤホンといえるだろう。
であれば、こんな中途半端な表紙デザインを採用する必要はなく、兄弟機のように正当なラインナップとして扱えばよかったのでは?と思わずにはいられない。
TANGZU
TANGZUは中国の何処かにあるオーディオブランドだ。
「王朝シリーズ」なるものが展開されているようで、中国史上唯一の女帝「武則天」を中心として活躍した女性の名を冠したイヤホンが展開されている模様。
故に劇画調というか、中国画像を模した女性が描かれており、こんな「萌え絵イヤホンスレ」みたいなクソみたいなまとめに入れることは正直”おこがましい”まであるかもしれない。
でも入れた。理由は後述。
TANGZU Wuzetian
クセが無くバランスの良い出力が魅力的なイヤホン。
Wu zetianは中国史上唯一の女帝「武則天」のこと。
上述したようにこの武則天ちゃんを筆頭にシリーズを展開されていくわけだが、この武則天ちゃんはTANGZUの製品の中で唯一のアニメ調作画がなされている。
故に「美少女」として本まとめに入ることになった。
トップにして元凶。他のTANGZU製品と並べた時の違和感がハンパじゃない。
音の傾向はバランス重視。
明るく自然な音を、解像度高く再現してくれる大変優秀なイヤホン。
汎用性が高く装着感も良く欠点はほぼない。
そう、筐体の加工品質の甘さを除いて…。
TANGZU × HBB Wu Heyday
パーフェクトなイヤホン。
武則天ちゃんがHBB兄貴に鍛え上げられた姿。武則天姉貴。
HBB兄貴にシゴかれる前はあんなに可愛かったのに、一体彼女に何があったのか。
毒の1つや2つは盛られているだろうし、10人単位で謀殺していそう。
人生の酸いも甘いも噛み分けた、そんな覚悟の決まった顔をしている。
辛かったね、苦しかったね。でも武則天ちゃんのせいで「美少女カテゴリ」入りだ。
音の傾向はバランス重視。
TANGZU Wuzetianの不足しているところを丁寧に潰した隙の無さがある。
付属品の高品質さも相まってまるで欠点が無い。
強いて言えば武則天姉貴の眼差しが怖い。
まとめ
ということで手持ちの美少女イヤホンをまとめてみた次第。
新しい製品を入手次第更新していきたく思うし、これからも美少女イヤホン集めていくよ。
現時点では圧倒的にTANCHJIMの浅野てんきちゃんが可愛い。
次点でYaoJI-PEARLちゃん。
今後この娘達を超える美少女は現れるのか、乞うご期待。
企業側も美少女イヤホンをいっぱい出してくれると嬉しいところ。
対戦よろしくお願いいたします。