
まず最初に、本記事はメーカー様(Shokz社)より商品を提供頂いた上での記事となる。
提供品だろうがなんだろうが正直に書き記すスタイルは変えるつもりは無いので、偏見無しに一読いただきたい。(テンプレ)
最早最近の覇権イヤホンとなっているOWS。
そのOWSを古より扱う老舗から新製品の登場だ。
ということで今回は Shokz OpenFit 2+ についてレビューしていくぞ。
Shokz OpenFit 2+ の基本データ
Shokz について

Shokzは、もともと2011年にアメリカはニューヨークで創業された会社となる。
元々は少々異なる名前で展開されていた様子であるが、いつの間にかこの名前に変更された様子。
何故変更されたのか、理由は不明。
本ブログでも過去に同社製品をレビュー済み。
そこで企業詳細を記載しているので気になる方は以下を参考。
Shokz OpenFit 2+ について

Shokz OpenFit 2+ は、2025年8月に発売されたOWS(Open Wearable Stereo)だ。
耳を塞がないオープンイヤーデザインを採用し、周囲の音を遮断せず「ながら聴き」に最適なモデルとなる。
前作モデルOpenFit 2が存在し、それの機能強化版となる様子。
OpenFit 2の基本性能を継承しつつ、音質(Dolby Audio対応)と利便性(ワイヤレス充電対応)を強化した上位モデルという位置づけ。
比較表は以下の通り。
| 項目 | OpenFit 2 | OpenFit 2+ | 主な変更点 |
| 音響技術 | Shokz DualBoost™ テクノロジー | Shokz DualBoost™ テクノロジー + Dolby Audio対応 | Dolby Audioによる臨場感のあるサウンドに対応し、音質を向上 |
| 充電方法 | USB-C ケーブル充電のみ | USB-C ケーブル充電 + Qiワイヤレス充電 | 充電ケースがワイヤレス充電に対応し、利便性が向上 |
| イヤホン素材 | Shokz Ultra-Soft Silicone™ | Shokz Ultra-Soft Silicone™ 2.0 | より肌触りの良い新素材を採用し、装着感が向上 |
| 連続再生時間 | 本体:最大11時間 / ケース込み:最大48時間 | 本体:最大11時間 / ケース込み:最大48時間 | 変更なし |
| 接続 | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 5.4 | 接続安定性の向上が期待される |
| マルチポイント | 対応 | 対応 | 変更なし(2台同時接続に対応) |
| 防水性能 | IP55 | IP55 | 変更なし |
| 操作 | 物理的な多機能ボタン | 物理的な多機能ボタン + タッチコントロール | 基本は物理ボタン操作で変更なし |
| 発売日(日本) | 2024年 | 2025年8月28日 | – |
Shokz OpenFit 2+ の外観


まずは外箱。
英語のみの記載。

内箱。
これも紙製。

パカッと開けるとこんな感じ。

説明書群は蓋部分に格納。

内容物は上記の通り。
説明書、保証書、アプリ誘導書、AtoCケーブル。


ケースはこのように。
グレーはこんな感じに鈍色な光沢を放つ。
つや消し筐体で手触りが良く、筐体硬度も高く質感が良い。

開けるとこんな感じ。
左右のどちらが上でも構わず収納が可能。

ケース接触部はこんな感じ。
接点はかなり小さめ。ケース下部にファンクションボタンを装備。

ケースは前面にインジケーターランプを装備。


本体はこんな感じ。
シリコン筐体に色々なモジュールがくっついているのがわかる。


本体上部には物理ボタンとメッシュ部…スピーカーホール?
下部にも同様のメッシュが確認できる。
塞ぐと音が籠もるのでここからも音が出ている模様。
他、上下に小さめなホールが確認できるが、これは通話用のマイクホールと思われる。
或いは、ノイズキャンセリング用に使用されると思われ。


イヤホン単体は9.5g、ケース込で75.3gを計測。
とても平均的なので特筆点もなく。
専用アプリはグラフィカルで解りやすい。
ボタンのカスタマイズは、種類が少ないながらも設定が可能。
物理ボタン/タッチ操作の切り替えも可能だ。
プリセットイコライザーも複数用意されているうえ、オリジナルの設定も作成することができる。
Shokz OpenFit 2+ の良いところ
装着感の軽さ

Shokzが独自開発したShokz Ultra-Soft Silicone 2.0の快適さが素晴らしい。
触り心地が大変よく、装着感も軽くてストレスがまるで無い。
ボディ自体には絶妙なアーチが施されており、自然な形で耳を挟むような形状となっているのだが、これもまた「ふんわり」とした感触での装着となりとても軽快だ。
本機を装着し続けて10時間ぐらい過ごしてみたけども、痛みや違和感などはまるで無く生活ができた。
う~ん快適。
迫力のある音

本機は17.3mmユニット相当の超大型低周波ユニットの他、独立した高周波ユニットの2つのスピーカーを搭載している。
更には上記でも記したように複数のスピーカーホールを備えている。
この構成により、迫力のある音を一方ではなく多方から回り込むように聴くことができる。
まるでスタジオにいるかのような音に包まれる感覚があり、まるでOWSとは思えない臨場感を味わうことができる。
特に低域は力強く、ズシリと響く様を楽しむことができる。
ただし、これらを味わうためには多少の音量を確保する必要があり、伴って音漏れがかなり目立つことになるので注意が必要。
音量を確保できないと途端に臨場感は薄くなり、かと言って確保すると音漏れが激しい…。
使用シーンを選びますな。
Shokz OpenFit 2+ の残念なところ
Dolby Audioの使い所が難しい

本機にはDolby Audioモードが存在するが、これの使い所が難しい。
というのも、ハッキリ言って音楽鑑賞には向かないと思えるからだ。
本設定を行うと、不可解な残響感が発生し音の輪郭が掴みにくくなる。
「臨場感/奥行き」をバーチャルに再現しているのだろうが、大分違和感しかない出来だ。
更には、中低域と低域の境目が完全にボヤついてしまい、締りの無い音となってしまう。
上記で記した輪郭の曖昧さが加わり、大分見通しの悪い音楽が鳴らされることになる。
映画などではそれなりの臨場感を再現してくれるものの、音楽環境には悪影響しか無いように思え、正直使い所が難しいなぁという感想。
Shokz OpenFit 2+ の総評

軽い装着感と迫力のある音を楽しめるOWS。
多機能で汎用性の高さも魅力的。
軽いながらもしっかりとホールドしてくれる”ながら聴き”イヤホンになるので、日常使いから仕事、スポーツシーンでも採用できそう。
利用者の用途に合わせて柔軟に対応できる、優れたイヤホンと評価したい。

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