現在使用しているバイクスマホホルダーは6年近く使用しており、結構ボロボロになっている。
しかも6年前のモデルであるから現在のスマホのような縦長のサイズに対応しておらず、しっかりとホールドしてくれないという危うい環境下でツーリングを行っていた。
で、年始のセールでスマホホルダーが色々安くなっていたので本機を購入した次第。
信頼と実績のデイトナ製である、その名もバイク用スマートフォンホルダー3だ。
もう少し良い名前は無かったのか、と思わなくもないが、まぁわかりやすくていいか。
実は安くなっていたから、という理由だけで本機を購入したものではなく、ちょっとした理由もある。
その理由にも触れつつ、本機のレビューを記載していく。
バイク用スマートフォンホルダー3 の基本データ
デイトナについて
株式会社デイトナは、静岡県周智郡森町に本社を置くオートバイのカスタムパーツメーカーだ。
デイトナという名前のロレックスもあるし、デイトナ675というバイクそのものがあるが、今回は日本の会社であるデイトナから出ている商品について触れていく。
バイクパーツはもちろんのこと、ナビやらバックやらウェアやらキャンプ用品まで、とにかくバイクに関わるものであれば手を出して行くという貪欲なスタイルが目立つ起業という印象。
ただ手を出しまくるだけでなく、しっかりとした物をあらゆるジャンルで多く排出できており、それこそ「信頼と実績がある」といったところ。
筆者は一周回ってもうデイトナ買っとけば良いやとまでなっている。この信頼感はデカイ。
バイク用スマートフォンホルダー3 について
読んで字の如く、デイトナ製から出ているバイク用スマートフォンホルダーの三代目である。
高強度アルミ合金製を使用し、堅牢でありながら軽いという絶妙なバランスを実現。
スライドアームを採用することで様々なスマートフォンのサイズに対応しており、またそのサイズを固定することができるので着脱の度に適切なサイズに締め直す必要がないのが特徴。
リジットタイプとクイックタイプの2種類での展開がされている。
リジットタイプはクランプ部分をボルトでしっかりと固定、防犯性を高めたい人に推奨。
クイックタイプはクランプ部分を留め具で固定。着脱が簡単になり、バイクを複数台所持し、バイクによってスマホホルダーを付け替えたい人に推奨、とのこと。
バイク用 スマートフォンホルダー3 の外観
箱はこのように。
「 自 由 な 場 所 、 自 由 な 角 度 で 。 」
とかいうポエムが目につくが、スマホホルダーってみんなそうだろと突っ込みたい。
内容物。
本体とL時六角レンチ、それからサイズ違いのホルダー部分が付属。
本体はこのように。今回はリジットタイプを購入。
この上の部分のホリダーパーツのサイズ違いが付属していた。
リジット部分、及びその可動部は金属製となっており、大変に堅牢。
固定も六角レンチが必須となっているため、安易な調整が難しそうだ。
レール部分は上記説明の通りアルミ製。
また落下防止のリングも付いていた、が、自分は必要無いと判断し外している。
ホルダー部分はプラスチック製だが、かなり分厚く強固に作成されている。
リジット部分はこのように分解する。
クランプパーツはゴム製に見えて実はプラスチック製なので注意。
まぁこのおかげで装着後も微妙に位置調整がしやすくなっているのだけど、ちょっと意外だなって。
このようにバラけるパーツが多いので装着時にも注意が必要。手が滑ってネジやら何やらをエンジン部分に落下でもさせた日には…ご愁傷さまである。
バイク用 スマートフォンホルダー3 に装着してみよう
すんごいガッチリしている。
触って解るこの安定性。見て解るこの安心感。さすがデイトナや。
現在ナビ用に使用しているOPPO Reno5 Aはボタン配置がちょっと特徴的。
だが本機であれば、レール位置を自由に帰ることができるので干渉しない位置に配置可能。
上記の通り、電源ボタンを回避した配置でのセッティングが可能だ。
手持ちのスマホをいくつか装着したが、何も問題は無かった。
ホルダー部分のクッション部分も、全てのスマホで快適フィット。
これならどんなスマホにも対応することができるだろう。
バイク用 スマートフォンホルダー3 の良いところ
優秀な装着感。機能性も問題なし。
縦置き横置きも気軽に変更可能。
ダイアル式なので好きな位置に簡単に回転・固定することができる。
また着脱も慣れれば簡単。
少しコツが必要だが、ネジだクランプだを緩める/締めるという作業を一切必要とすることなくスマホを着脱することができるのは大変に楽。
さらにUSBケーブルにマグネット式を採用すれば、より一層着脱が簡単になる。
その有用性については以下記事で触れているのでよければ併せて確認頂きたい。
あまり振動しない
本機はなぜかあまり振動しない。
まぁ比較対象が6年前のガバガバスマホホルダーというのもあるが、それにしても振動しない。
ここまでガッチリと固定できているのであれば、バイクの振動が直に来そうなものだが、なぜか振動が少ないように思える。
そして実はこのスマホホルダー、スマホへの振動を軽減する「バイブレーションコントロールデバイス」を装着することが可能。
まだ発売はしていないが、このガジェットを使用することでバイクからの振動を最大40%も軽減できるという。
なおB+COMでお馴染みサインハウスからも似たようなオプションが発売予定だが、高い上にデイトナ製のものと違いがわからないのでスルー。紹介もしない。
「バイブレーションコントロールデバイス」の真髄はまだ未知数ではあるが、必須装備ではなかろうか。
数多のスマホをバイクで破壊してきた自分にはとんでもなく期待値が高い。
発売次第、本記事で追ってレビューしていきたく思う。
3/15:書いた。
バイク用 スマートフォンホルダー3 の残念なところ
視認性に影響あり
各ホルダー部位が包み込むように掴むため、スマホの画面に被ることになる。
つまり上下のホルダー側と、中央ホルダー側が視認できなくなる。
場合によってはナビ操作にも影響をきたす。
Google Map(Android Auto)では隅っこの操作がよくあるため、本機が邪魔になることがしばしば。
安全性を重視した結果なのでしょうがないところではあるので、割り切った対応が求められる。
総評、これさえ買っておけばOK
昨今のバイクブームでスマホを装着したバイクが急増していると思う。
自分のスマホが大切なのであれば、しっかりとした装備で、しっかりと故障への対策をしていくべきだと思う。数多のスマホを破壊した筆者は、そう強く思う。
Amazonを探せば、よくわからん中華ホルダーが星の数ほど出てくる。
がしかし、それは信頼に足るものだろうか。
よくわからん中華製のスマホホルダーを買うようであれば、信頼と実績の国産メーカーの本機を推奨したい。