読者の諸君は、ブラックフライデーやらプライムデーやらで大量のダンボールが家に届いていることと思う。
そりゃあもう山積みと言わんばかりに届いているものと思う。
そして待ち受けるのがそれらを開封していく虚無な作業。
ガムテープを裂き、梱包テープを裁断し、と楽しくも面倒な作業が必要となる。
そんな時に役に立つのが本製品。
筆者は本製品を入手してからQOLが中々に向上している。
もっとも、おおよそ大多数の人には不要かもしれないものではあるが。
ということで今回はコクヨのハコアケ(HAKO-AKE)をレビューしていく。
コクヨ ハコアケ の基本データ
コクヨについて
説明するまでもなく、日本人ならみんな知ってる企業。
文房具やオフィス家具、事務機器を製造・販売する日本の会社だ。
詳細は公式HPやらWikiなどを確認してどうぞ。
製品詳細について
“ハコアケ”とは、カッターとハサミの機能を備えた2Way箱開けアイテムだ。
ハサミタイプとカッタータイプが存在しており、本記事で紹介するのはカッタータイプとなる。
製品説明は以下を参照されたし。
また、製品を大変わかりやすく紹介している動画もオフィシャルで提供されている。
あれ!この記事いらねえじゃん!まあいっか。
製品の外観
外箱。
むき出しビニール梱包かと思ったらちゃんと箱に入ってた、
こういう簡易的な箱に入っているガジェットが一番おもしろいんだ。
中身。
本体のみ。説明書などはない。まぁ箱をみればわかる。
ファンクションバーをスライドしてカッターモードとハサミモードを変更できる。
ハサミモードの時はバーが立ち上がるので、コレを押し込むことでハサミのように稼働する。
重量は38.8gと中々軽量。
ストラップとして持ち運べるまである。
コクヨ ハコアケ の良いところ
箱開け作業の効率が格段にアップ
筆者宅にはいつも何かのダンボールが積まれている。
海外からの通販品は勿論のこと、セール対象品やら提供品やらで常に何かを開封している。
梱包方法は製品によってまちまちであり、カッターが必要であったりハサミが必要であったりと色々と面倒だ。
そんな時に本製品が大変に役に立つ。
説明をするまでもなく、本製品はハサミとカッターの性質の両方を持ち合わせており、しかもそれを瞬時に切り替えすることが可能であるため、大変に利便性が高い。
数多のダンボールをちぎっては投げ千切っては凪ぎとする様は大変に心地が良い。
またブレードもチタン製となっており、軽く錆びにくく強度が高いというのもポイントが高い。
安価なカッターのように定期的に刃を折る必要もなく、長期に渡って使用することができるのは魅力的だ。
コクヨ ハコアケ の微妙なところ
ストラップホールが小さい
本機にはおしりにストラップホールが設けられているのだが、コレが非常に小さい。
紐やゴムしか通らず、かろうじてOリングが通る程度の大きさだ。
製品用途からしてもっとこう、無骨に使いたいなぁと思っていたのだが、製品自体はそういう使い方を望んでいないようだ。
カラビナとかで有効ボードに引っ掛けられたらカッコいいのになぁ…。
コクヨ ハコアケ の総評
とても便利な2Way箱開けアイテム。ガジェオタには必須。
ただまぁ、そこら辺のカッターで代用できるものではあり、そこまで本機の特異性は高いとは言えない代物でもある。
一ヶ月に数個程度の箱開け作業しかしないのであれば、100円ショップでカッターを買ってきたほうが賢いだろう。
一方で、毎日数多くの箱開け作業をするというギークな諸君においては、軽くて丈夫で簡単にカッターとハサミ機能を切り替えられる本機の利便性は、代え難く頼もしい相棒になってくれることだろう。
そんな一部のユーザにはバッチリ刺さる優秀なアイテムではあるので、心当たりのある奇異な諸君は是非とも入手してほしい。