
Rewindpix PS135が来た。超楽しい。
筆者はこの記事でも述べているように、カメラに大してこだわりも熱意も持ち合わせていない。
もろちん、撮影モードは未だに全部オート。
シャッタースピードを変えるとなんか起こる、程度の知識しかない。
思った感じにそれっぽく撮れればよい、というかなり感覚的なカメラ評価軸で生きている。
ということで、今回はレビュー記事というよりただの報告、強いてはただの自慢になる。
FUJIFILM X-E4同様エッセイ枠で記事作成しようかなぁ、と思いつつも、クラファン品であり今から読者諸君が手に入れる事は難しいという事を鑑み、凶暴なカメラガチ勢おじさん達にファクトチェックされる事もないだろうと判断し、レビュー枠で作成を行う。
好き勝手書いちゃうもんね。
Rewindpix PS135 の基本データ
Rewindpix PS135 について

Rewindpix PS135は、Kickstarterというクラウドファンディングサイトにて、2026年3月12日〜5月11日(60日間)の期間に扱われていたスクリーンレス・デジタルカメラだ。
本機は、言ってしまえばデジタルな「写ルンです」だ。
背面モニターも無ければ撮った写真をその場で確認できない、そんな素敵なカメラ。
2026年にもなって何を言っているんだという話だが、これが本機の唯一にして最大の売りでもある。
まずスマホアプリで「フィルム」を3本選んでカメラに装填する。あとは撮るだけ。
1枚撮るごとに巻き上げダイヤルをジャッと回して次のコマへ送る。
36枚撮り終えたらWi-Fiでスマホに繋ぎ、”現像”する。
そこで初めて、自分が何を撮っていたのかを知る。
現像代はかからないが、待ち時間のほうはしっかり再現されている。
中身は正直に言えば控えめだ。
センサーは1/3.06型13MP、レンズは35mm相当F2.2の固定焦点でガラス4枚にプラスチック2枚。
ダイナミックレンジは推して知るべしで、白飛びも黒潰れも普通に出る。
プリントを目的とする機材ではなく、身内で楽しむ程度の性能ではある。
その代わり、手に触れる部分には明確に金がかかっている。
0.78倍の光学ファインダーはこのクラスでは異常にデカく、フレームラインまで入る。
フラッシュはLEDではなく本物のキセノン管。
シャッターボタンはアルミ製で色替え可能、43mmのフィルターネジ、コールドシュー、三脚穴と、外装まわりの装備は妙に本気だ。
全プラボディのくせに変に重いのは、内部に金属ウェイトが2個仕込まれているから。
メーカーは「バランス取りのため」と説明しているが、要は持ったときの満足感である。
わかっているねぇ…。
そして電源ボタンが存在しない。
巻き上げると起動し、3分放置で勝手に落ちる、という癖強な仕様がある。
公式スペックを表にすると以下。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Rewindpix PS135 |
| センサー | 1/3.06型 13MP(ソニー製) |
| レンズ | 35mm相当 / F2.2 固定 / 4群ガラス+プラスチック2枚 |
| フィルターネジ | 43mm |
| ファインダー | 光学式 0.78倍 / 25×20mm / フレームライン付 / 3:2 |
| 背面表示 | 小型OLED(フィルター名・撮影枚数のみ、画像確認不可) |
| 最低シャッター速度 | 1/60秒(公称) |
| フラッシュ | キセノン管 / 有効距離 約1〜3m |
| 撮影モード | Film Mode(36枚1本・アプリ必須) In Camera Mode(枚数無制限・内蔵3種) |
| 内蔵フィルター | Sunny Warm / Breezy Cool / Simply Mono |
| 接続 | Wi-Fi(アプリ同期)/ USB-C |
| ストレージ | microSD 4GB同梱(約2,000枚)/ 最大128GB対応 |
| バッテリー | 約300枚(フラッシュ併用時 約250枚) |
| 電源 | 電源ボタンなし(巻き上げで起動 / 約3分で自動オフ) |
| その他機構 | 機械式ワインダー、コールドシュー、三脚ネジ、交換式アルミシャッターボタン |
| 防水 | 非対応 |
| 専用アプリ | 無料版 + Pro版(買い切り $9.9 / 初回3ヶ月無料) |
| カラー | Beige / Gravel Gray |
| 価格 | 早期支援 $99〜119 / 通常 $199 |
Rewindpix PS135 のアンボックスと外観とその他アイテム

今回届いたのは上記。
本体とフィルターとキャップ。

本体の箱はとってもシンプル。
製品説明等は一切なし。

開けるとこんな感じ。
オールドかと思いきやストリートな印象の蓋裏。

本体はこんな感じ。
右下のスイッチはフラッシュ。


シンプルで可愛い。一見すればトイカメラのそれ。

ファインダーのにじみ具合、キセノンフラッシュのバチっと感。
正に求めていた写ルンですのソレ。最高。

シャッターボタンの橙色がワンポイントとなっており、デザインとしても面白い。
フィルム巻き上げのコリコリも写ルンですのソレ。最&高。
勿論デジカメであり、フィルムを搭載しているわけではないので、ただの装飾でしかない。
コリコリは完全に無駄な作業ではあるのだけど、これをしないと電源が入らないのだ。
ならしょうがないよな、コリコリしなきゃ(使命感


背面はコレだけ。
トグルスイッチで登録した3つのフィルムを切り替えることが可能。
モニターはOLEDなのだけれど、何かブラウン管みたいな光り方をしている。


背面のカバーをドライバで取るとフリーズの際のリセットボタンとSDカード口が出てくる。
4GBのカードが入っていた。
最近の感覚だと容量が心もとないが、本機ではコレで十分。

本体横は充電ポートであるType-C。

内容物はこんな感じ。
グリップと替えのシャッターボタンはたしかオマケだったはず。

付属のドライバは+-のタイプではあるが、マイナス使うところ無さそうなんだけど。


フィルターはこんな感じ。


キャップはこんな感じ。裏起毛だった。


ケースは別途HAKUBAのヤツを用意した。
ストラップは首掛けというより、ハンドストラップの方が本機の用途に合ってそうなのでそれも別途用意。
色々ジャストフィット。
色味も合わせられて良い感じ。




アプリはこんな感じで、フィルムシュミレーションは36種類も用意されている。
それぞれのフィルムには個別にしっかりとした説明があるうえ、暗室も用意されており、良い感じに写真をブレンドもすることが可能。
勿論、フィルム自体の調整もできるので、結果的にオリジナルなフィルムの作成も可能だ。
Rewindpix PS135 の作成
※クリックで拡大
撮って出しでこんな感じの撮影が可能。
筆者のお気に入りフィルムはGLEXPとRETROCINE。

GLEXPの、このどんよりとした00年代Jホラーみたいな空気感が凄い好みだし…

RETROCINEの光源の扱い方が最高にエモくて好み。
まだ20種類ぐらいしか試せていないが、36種類もあるのでまだまだ遊べるドン。
トイカメラのようなガサガサ画質ではないところも素晴らしい。
カメラが楽しくて外出が楽しいっていうこの感覚、久しぶりで嬉しいね。
Rewindpix PS135 の感想
ところで諸君は、「写ルンです」で撮影した写真をスマホで受け取れる事をご存知か。
総額5000円オーバーという中々な費用を要するものであるが、中々に魅力的なサービスだ。

筆者は半年前に知った。
ちょうどその時、家族と友人とスキーに行くタイミングだったので持っていくことにしたのだ。
雪山でインスタントカメラとか最高の組み合わせだろう?(昭和後期脳)


コレがその「写ルンです」で受け取った写真。
2枚目左の迷彩柄が筆者。
写ルンですの写真をこうやって確認することもさることながら、フィルムを巻き巻きして撮影するこの懐かしいエモ体験でも現場は盛り上がったものである。
この楽しい体験を、手軽に費用がかからず日常的に楽しみたい。
これが筆者と本機が巡り合うきっかけとなっている。
で、本機がその体験を与えてくれるかと言うと…文句なしで享受できる。
本体をコリコリしながら楽しむ体験や、何が撮れているか解らない懐かしい撮影体験、現像した時のワクワク感、フィルムシュミレーションの選択肢の多さ等、全てにおいて大満足と言わざるを得ない。
特にキセノンフラッシュは最高。
LEDフラッシュじゃなくて、このなんというか独特な安っぽさというかチカッと感というか、哀愁漂うレトロな光は、やはり代替ができない特別な魅力がある。
室内でのフラッシュ撮影はキセノン特有の味が出ていて本当に気持ちが良い。
コレだよコレ!
コリコリのギザギザがちょっと指に痛えとか、マニュアルモード要らなくね?とか、細かい不満点は有るにせよ、特筆するようなレベルのものは無く。
というか、良い点がソレらを超越しているので総合点で全然気になるものでは無くなっている。
大変に満足度が高い素晴らしい製品だ。
Rewindpix PS135 の総評

懐かしいフィルムカメラ体験を味わえるデジカメ。性能デザイン文句なし。
いやーマジでいい買い物したわ。
読者諸君においては、現状この記事を見たからと言って買える訳でもないし、一般販売予定も未定なのでこの先入手できるかも不明。
筆者においてもアフィリエイト収入がまるで見込めないという、マジでただの自慢記事に終始しているが、これでいいのだ。
だって羨ましいでしょう?そうでしょう?ウフフ。
君たちは何かそれっぽい撮影ができて、且つ入手しやすいトイカメラ(ケンコー レトロデジ90とか)でも愛でてろってこった。
…って記事を完成後にKickstarter見たらなんかまだ買えるっぽい!
ヤバい!カメラおじ達に殺される!














