
最近、企業案件のレビューばっかで疲れちゃった。
息抜きをしなければならない。さて、こんな時はどうするか…。
そうだね、美少女イヤホンを愛でようね。
ということで TANCHJIM NORA のレビューをしますね。
TANCHJIM NORA の基本データ
TANCHJIM について

TANCHJIMは中国(おそらく南寧)を拠点とした、2015年~17年頃に設立されたオーディオブランドだ。
兎にも角にもブランドキャラの浅野てんきちゃんが可愛い。
詳細はTANCHJIM OLAの記事を参照して欲しい。


TANCHJIM NORA について

TANCHJIM NORAは、2025年11月に発売されたイヤホンである。
約15,000円前後の価格帯ながら、上位モデル譲りの最新技術を惜しみなく投入した1DD構成の有線イヤホンであり、どうやらモニター用途に特化したイヤホンらしい。
心臓部には、同社の上位モデルでも採用されている第5世代の独自ダイナミックドライバである「DMT5」を1基搭載。
弾力性のあるPUエッジと、剛性が高く高域の伸びに優れるDLC(ダイヤモンドライクカーボン)ドームを組み合わせており、内外二重磁気回路と二重音響空間設計によって歪みを極限まで抑え、レスポンスの速い引き締まった音の立ち上がりを実現しているという。
何かよくわかんねぇけど、スゲエってことは解るぜ!
他、FEA(有限要素解析)による動的補正を加えることで、小さな耳道で発生しやすい高域のピークを抑制し、多くのユーザーに理想的なサウンドを届けられるよう最適化を行っているとのことで、NORAは最大35dBのパッシブノイズアイソレーション性能がありヘルムホルツ共鳴器構造のリアキャビティがパルスのファルシのルシがパージでコクーンしてヤバいらしい。
流石に何言ってんのかわかんない。
解読したい人は公式HPでも見てくれ。筆者は諦めた。
TANCHJIM NORA の外観


まずは外箱から。
いつもの通りなTANCHJIMデザイン。

今回も美しいねてんきちゃん。まるで聖母のような神々しさまであるよ。
でもなんだい、その半開いた口は。だらしないし、無駄に蠱惑的だと思わないのかい。
ふしだらな女だよ全く。反省してもらいたいね。
とりあえず、「熱中症」ってゆっくり言ってくれるかな?できれば俺の耳元で…。

ウッ…ふう。
内箱。いつもの。

中蓋。いつもの。

内蓋を放り投げると本体登場。
これも配置はいつもの。デザインはミドルクラスのやつ。

内容物を引っ張り出すとこんな感じ。
ボア径が異なる2タイプのシリコンイヤーピースが付属。

ケーブルは換装式。
なんかもう珍しくはないが、この価格帯で3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスプラグの両方が含まれている。
すげえ時代になったもんだ。
ちなみにケーブルは、Litz構造を採用した高純度の銀メッキ無酸素銅(OFC)線材。




筐体はこんな感じ。
筐体部分は医療用高透明レジン、フェイスプレート部分にはサファイアガラスと金属フレームを採用。
とてもTANCHJIMらしい透き通ったデザインでカッコいい。
筐体の厚みは意外にも薄く、ノズル部分と比較するとほぼ同高といって差し支えない。
同価格帯のイヤホンと比較してもかなりコンパクトな部類だなという印象。

体重計測は6.0g。
意外にもTANCHJIM FORCEより重いらしい。

TANCHJIM NORA の良いところ
誇張のないバランスの良い音

モニター用途に特化、と謳うに恥じぬバランスの良い音がとても魅力的。
TANCHJIMらしい、低域から中域にかけての再現力はとても心地よい。
バスはズシンと響く印象は無いが、十分な厚みのある音を鳴らしてくれている。
下品さや安っぽさは無い厚みであるため、全体の引き締め役としてとても良い塩梅の品質と言える。
高域も優しく綺麗めで、スッキリとしている。が、派手さは無い。
ボーカルの位置は遠くもなく近くもなく丁度よい。
しかしながら、少々詰まっているというか、中域から高域にかけて何だか抜け感が乏しく、見通しの悪さを各曲で感じるものでもある。
これは男女ボーカルを問わず感じたものなので、あえてこのようなチューニングとしているのでしょう。
たしかに全体のバランスを優先するのであれば、こちらのほうがモニターライクといえるのかもしれない。
とまぁ、こんな感じに全体的にフラット寄りのニュートラル(やや暖色寄り)なサウンドという印象。
刺さりにくく聴き疲れしにくい反面、華やかさや煌びやかさは抑えめという傾向と言えるだろう。
特定の帯域が過剰に主張しないため、長時間のリスニングでも聴き疲れしにくく、音楽を楽しむことができそうだ。
TANCHJIM NORA の残念なところ
装着感はあまりよろしくない

上記の通り、本機は薄型コンパクトな形状となっている。
加えて、見ての通りエルゴノミックな形状でも無い故か、装着感はあまりよろしくない。
平坦薄型であるために、装着に際し耳奥にグリっと押し込む必要がある。
それに伴い耳介に接する箇所が部分的に発生しやすく、上述したようにエルゴノミックなデザインでも無いためエッジの圧がかかりやすいため、長時間の使用時には少々の不快感が生じるのだ。
モニター用途だったらさ、装着感には気合を入れようぜ…。
尤も、利用者の耳の形状によってはこういった問題は発生しないものであるが、あくまで個人的な利用での一つの事象として受け止めて欲しい。
TANCHJIM NORA の総評

完成度の高いバランス感。しかして面白みは薄い。
簡潔に言うと、暖色寄りのモニターライクなイヤホン。
間違いなく音は良いし、この価格帯としては完成度は高く、オプション品の質は高い。
ただ、面白みは薄い。そんなイヤホンという印象。
モニター用途であるなら納得な出来ではあるのだけど、だったら装着感をもうちょっと重視したらどうだい?と思わなくもないが、てんきちゃんが可愛いからそんな事どうでもいいか。
まぁ、良いイヤホンだとは思うよ?


