
まず最初に、本記事はAliExpress様より商品を提供頂いた上での記事となる。
提供品だろうがなんだろうが正直に書き記すスタイルは変えるつもりは無いので、偏見無しに一読いただきたい。(テンプレ)
本ブログ2台目のKiwi Ears。
見た目が好みなので気になっていた製品。
嬉しくも触れられる機会が出来たので、今回はそんな Kiwi Ears Cadenza II をレビューしていこうと思う。
Kiwi Ears Cadenza II の基本データ
Kiwi Ears について

Kiwi Ears (キウィ・イヤーズ)とは、2021年に登場した中国のどこかにあるオーディオブランドだ。
製品それぞれに対し「演奏技法」や「演奏記号」の名が掲げられているのが特徴。
他、概要についてはKiwi Ears Quintetの記事を参照。

ちなみに”カデンツァ”とは、「協奏曲などの曲の終盤で、独奏者が伴奏なしで自由にテクニックを披露する華やかなソロパート」を示す。
この言葉を聞くと、古のヲタクである筆者は「月姫 MELTY BLOOD」をすぐ連想してしまってしょうがない。
ちな筆者はさっちゃん使いです。
そいや、Moondropでも”カデンツァ”を示す名前のイヤホンがあるけど、スペルが違うんやね。

Kiwi Ears Cadenza II について

Kiwi Ears Cadenza IIは、2026年2月頃に発売された、同社の人気エントリーモデル「Cadenza」の次世代機だ。
初代の設計思想を継承しつつ、素材や技術面で大幅なブラッシュアップが図られたシングルダイナミックドライバー(1DD)の有線イヤホンとなる。
主な特徴は以下の通り。
・新開発のチタンコート振動板
初代のベリリウムコーティングから、PET素材にチタンコーティングを施したものに変更。
剛性と柔軟性のバランスが向上し、高速なレスポンスと高い解像度を実現。
・KARS 2.0 搭載
独自技術「Kiwi Acoustic Resonance System (KARS) 2.0」を導入。
筐体内部のラビリンス構造によって空気の流れを制御可能。
・筐体素材の刷新
フルレジンだった初代に対し、耐久性の高いポリカーボネート複合素材を採用。
フェイスプレートには航空機グレードのアルミニウムをCNC加工している。
初代のデザインは、いかにもエントリーモデルというものであまり食指が動かなかったが、本機はデザインも筐体素材も含めて大分にブラッシュアップされており、筆者好みとなってる。
その分、初代に比べて2倍近いコストアップがされてしまっているが、まぁしょうがない。
Kiwi Ears Cadenza II の外観


まずは外箱。
どことなく漂うカクテル感。


内箱。
Kiwi Ears Quintetの使いまわしなんじゃないかってレイアウト。
こうみると、3万クラスのKiwi Ears Quintetが如何にアンボックス体験を軽視していたかが解るな。

内容物は上記の通り。
ケースなどは無し。
ケーブルと、大量のイヤピ。

ケーブルは単結晶無酸素銅の0.78mm 2pin。
大分ビニビニしているが、安っぽさはなくしっかりしている。




デザインはKiwi Earsらしいシンプルデザイン。
全体的に艶消しマットな質感で手触りもよく、安っぽさもない良い印象。
フェイスプレートの青も個性的で美しく、デザイン面でも優れているとは思うが、フェイスプレートに描かれたテヅルモヅルみたいなコレは一体何を表してんスかね?

体重測定は4.4gを記録。
軽いうえに装着感も良い。
Kiwi Ears Cadenza II の良いところ
ボーカルがとても聴きやすい

本機は”繊細さ”には重きを置かず、ドカンと大胆な出力を行う傾向がある。
直近でレビューしたKZ Phantomと大分似た音作りであり、大分に大味という印象。

が、大味ながらも全体のバランスは取れているようで、不思議と聴きやすい音色となっている。
中でもボーカルの立たせ方はとても良い塩梅となっており、演奏部隊とボーカルでマイクがハッキリと分かれている印象を受けるほど。
極太濃厚な演奏部隊に対し、ハッキリくっきりなボーカル、という解りやすさが、こういった感想を持たせるのかもしれない。
Kiwi Ears Cadenza II の残念なところ
なんかハッキリしない
上記の通り、本機は解りやすく聴きやすいイヤホンという印象となっている。
全体として力強いが、そこまで荒々しさを感じるものではなく、高域の刺さりもなく金属感も薄め、じゃあ見通しが悪いかといえばそこまででもなく、かといって解像度は高くない。
モニターイヤホンとしては間違いなく向いていないが、音楽を楽しむイヤホンかというと、そこまで個性的でもない。
仕事はできるが人間力が薄くて話してて面白くない人が、このままじゃいけないと思ってなんか頑張ってバンドとか料理とかやり始めた、そんな初期段階な感じ。
別段悪いイヤホンではないのだけど、9000円近い価格帯としては何とも評価が難しい。
もっと安くてもっと音楽を楽しませてくれる竹-CHU IIのようなモノを知ってしまうと、本機のハッキリしないところに物足りなさを感じてしまうところだ。

Kiwi Ears Cadenza II の総評

ボーカルが聴きやすく、少々垢抜けなさを感じるイヤホン。
なんかすっげえ抽象的なレビューだな今回。
見た目も良く、デザインも良く、装着感も良い。
音も間違いなく良い部類だし、こちらを楽しませようという意思も感じる。
しかしながら、そこまでインタレスティングに振り切るような誇張表現はなく、かと言って繊細さや解像感は高くはないという、どっちつかず感が否めないイヤホンという印象だ。
まぁ、多くの人は本機を気に入るとは思う。
筆者みたいな、耳が2つしか無いにも関わらずイヤホンを100個以上も所持するような「ざんねんないきもの事典」に載ってそうな生物はそう思ったという話。
絶滅危惧種の戯言と嘲笑して欲しい。
現在AliExpressで初夏セール開催中。
勿論Kiwi Ears Cadenza IIもセール中なのでこの機会に是非。
元々コスパお化けなイヤホンでは有るけど、アリエクの大型セールとかクーポンを組み合わせると、もはや「価格設定間違ってない?」ってレベルで安くなる。
届くまでちょっとだけワクワクして待つ時間も含めて、アリエクでポチってみようぜ。


