【TRN ST7 レビュー】力強く元気な音色が楽しい、個性的なイヤホン

4.5
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まず最初に、本記事はメーカー様(TRN社)より商品を提供頂いた上での記事となる。
提供品だろうがなんだろうが正直に書き記すスタイルは変えるつもりは無いので、偏見無しに一読いただきたい。(テンプレ)

最近何かとご贔屓頂いているTRN。
安価ながらも音質や筐体のクオリティが大変に高く信頼できるブランドという認識だ。
本ブログでは大変珍しく、どの製品も絶賛するという状況になっている。
提供品に魂を売ったわけではない。断じてそんな事はないんだ。

TRN
「TRN」の記事一覧です。

で、今回もまたありがたくレビュー依頼頂いたので紹介していこうと思う。
ということで今回はTRN ST7をレビューしていく。

TRN ST7 の基本データ

TRN について

TRNとは、2017年に設立された中国のオーディオメーカーとなる。
基本的にはイヤホンを中心に展開が行われているが、ケーブルやBluetoothモジュールも積極的な姿勢を見せており、総じて『安価でありながら高品質』という商品が魅力なブランドだ。

弊ブログでは本機を含めて四機目の紹介となる。
ほか詳細説明はTRN Conchの記事を確認されたし。
公式HPはココ

TRN ST7 について

TRN ST7は、2024年4月に発売された1DDイヤホンである。

STシリーズはDDとBAを組み合わせた構成で展開されており、その製品名に合わせたドライバ数を積んでいる。
過去作としてST1、ST2、ST5と存在し、ここに来て2DD+5BAでの展開が行われている。
イヤホンという小さなアイテムの仕様上、以降の本シリーズに属するに際しどのようなキメラが生まれていくのかについて甚だ興味しか沸かない。
え!?TRN ST24!!?6DD+18BA!!??できらぁ!!!!

本機は同社の優等生であるTRN Conchとほぼ同価格で展開されており、同社製品内でライバルポジを担わされた罪深い期待の新人となる。

筆者的にはTRN Conchがあまりにもパーフェクトだったので、これに相対していくとは”中々に挑戦的ではないか”と後方腕組彼氏面のスタイルを装っている。
魅せてもらうよ、君の本気。(とても気持ち悪い微笑)

TRN ST7 の外観

外箱から。
よくある安価モデルなやつ。
この時点でTRN Conchの勝ちだな!風呂入ってくる。

後ろ。
製品スペックのみでポエムは無し。

外箱を取るとこんな感じ。
ここらも既存品と変わらずな印象。

内容物は上記の通り。
イヤピとケーブルと説明書。

小さい袋にもイヤピが1ペア入っている。
TRN Conchにも入っていたTRN Tipsと思われる。

ケーブルはビニール感マシマシの細いケーブル。
こっちはORCAと一緒のケーブルと思われる。

樹脂筐体にスチール感のあるステムというよくある構成。
筐体自体は樹脂感があり、フェイスプレートとは色が分かれているが差別化はされていない感触。
耳介にフィットする造形となっており凹凸が多く設けられている。

これが中々に誇張が強く、2PINのケーブルであれば気にはならずフィット感の向上が見込めるものの、標準ケーブルやQDCタイプだと肌に密着するために不快感が生じる場合がある。
ここは個人の耳の形や利用ケーブルにもよるものとなるため、なんとも言えない。

体重測定。4.9gを測定。
7ドライバ構成にしては軽い。

TRN ST7 の良いところ

バランス良く聴きやすい

暖色系の聴きやすい音色が特徴的。
どんな音源も卒なく鳴らせるオールラウンダーな印象。
しかして多ドラ故の情報量多めな攻撃性も垣間見えるため、一応ORCAとの差別化はできている。

音の位置情報が非常に細かく、これまで提供頂いたTRNイヤホンの中ではピカイチ。
どこで何の楽器が鳴らされているかの情報量は高く、とても臨場感のある表現を可能としている。
以下のような、ブレイクを挟みつつそれぞれの見せ場があるような楽曲に対して魅力を引き出せているように思える。

力強く元気な音色はロックとの相性が抜群。
女性ボーカルより男性ボーカルのほうが生える印象があるので、TRN Conchと違って男臭い楽曲を楽しむ際に利用したいところ。

TRN ST7 の残念なところ

わりと個性的

上記で「バランス良く聴きやすい」言うてるやんけ!
という話でもあるが、実は本機の音色は結構独特。
基本的には低音重視ではあるが、高音もそれなりに強く場合によっては攻撃性も兼ねている。

1音ごとのパワーが強いため、総合的な出力で描かれる音色はではそれぞれが競合してしまう印象がある。
且つDDの主張が強い傾向も相まって人によってはボヤついた音色に聴こえてしまうかもしれない。
迫力もあるし臨場感もあるのは間違いないのだが、節々に荒々しさが垣間見えるものであり不思議な感覚を覚えることができる。

ということで導き出された言葉は「独特」。
低音が強めで高音も鋭く、かと言ってハッキリ感は無いが臨場感はある。
うーん個性的だ。

TRN ST7 の総評

バランスは良いが扱いが難しいイヤホン。
バランスは良いのに扱いが難しいイヤホンなんてあるのか?
あるんです。これです。

TRN Conchと聴き比べた場合、個人的な話ではあるがTRN Conchのほうが音の締まりがとても良く全体的な音の印象がはっきりしていて気持ちが良く感じる。
一方で、巷ではTRN Conchが受け入れられない人が本機を絶賛している模様。
TRN Conchの高域の鋭さが受け入れられない人には、本機の低音の強さが文字通り響いている様子であり好印象となっているようだ。

ここがイヤホンの面白さであり奥深さでもある。
筆者は上述したようにTRN Conch派であるが、TRN ST7派の声も数多確認できる現状。
ここは、そうだな。両方揃えて確認してみるべきだと思うが、どうだろう?

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