何も考えず調べず、脳死でAmazon売れ筋ランキング上位のモノを購入してみる試み、その1。
最近Zoom飲みだZoom会議だとリモート環境を求められることが増えた。
自分のPCは自作のためインカメラなんて搭載されていない。
そのため、Zoomが必要となる際にはわざわざノートPCを開いて対応する必要があった。
が、まぁさすがに面倒になってきた。
もうメインPCにつけちゃったほうが色々効率が良い気がしてきた。
で、Webカメラなんてどれも同じなんだろうしテキトーでいいでしょというガジェオタの風上にも置けない考えのもと、本機を購入してみた。
結論としては、期待通りの、可もなく不可もない製品だった。
まぁせっかくだし記事にしてみよう。
eMeet とは
2016年8月に設立された中国深センの会社。
会議用のWebマイク・Webスピーカー・Webカメラといった商品を中心に展開している。
2018年まではぱっとしなかった様子だけども、最近では結構好調な様子。
それもそのはずで世界規模の巣ごもり需要が増えているから。
表現の仕方は悪いが、コロナウイルス蔓延による恩恵をとんでもなく受けている会社といえよう。
いちおう「eMeet Japan」という日本支部もある模様。
でもAmazonでしか商品展開していないような?規模が分からない。
eMeet C960 の見た目
まずは外箱。Anker製品みたいな配色。
凄くシンプルでいい感じ。
なんか色々分厚い紙が入っている。
たかがWebカメラなのになんでこんな分厚い説明書入ってんだ。
商品の梱包は価格相応に雑。
本体。まぁWebカメラだな。ごく普通のWebカメラだ。
USB端子は一丁前に3.0だった。
台座はこのように稼働する。
モニタに挟む事もできるし、そのまま立たせることもできる。
モニタ設置例は上記の通り。
横幅があるもんだから存在感がすごい。
eMeet C960 の良いところ
設置が楽
USBポートにぶっ挿せばインストール終わり。
デバイスドライバの用意だとかインストーラーの起動とかも不要。
USBポートに挿してモニタに挟んじゃえばすぐに使用できる。
すっげえ楽。全部こうなればいいのに。
広角カメラが強い
90°広角のカメラがすごく広い。加えて画質も十分。
まぁこの広角、ぶっちゃけ個人的には良くないところではあるのだけど、何も考えずに購入した自分が悪い。
本製品のウリということもあるので良いところとして紹介する。
ちなみにどんぐらい広角かというと、こんぐらい。
Webカメラって本人の顔だけが映ればいいじゃんか。
なんだこの広角具合は。
後ろのカワイイネコチャンの寝顔も、宇宙猫Tシャツ着てることもバレバレじゃないか。
全然違うじゃん!言ったよね?Web会議は顔だけしっかりしてれば全裸でも参加できるって!
なのにこの結果は何!?もういい!あたし会社辞める!!
eMeet C960 の残念なところ
前面のパンチがフェイクなところ。
ふつうこんなデザインしてたら、このパンチホールがマイク部分だと思うじゃんか。
だが実際はこの通り、穴すら空いてない。ただの飾りなんだ。
ということはすなわち、この無駄にでかい横幅も飾りに過ぎないということ。
大分ふざけてんな、という印象。
じゃあマイクはどこにあるのか、って話なんだけど、本体上部にある2つの小さい穴がそれ。
無論上部についちゃってるもんだから指向性もガバガバ。
くぐもって聞こえるうえに音質としても最悪。
eMeet C960のマイクはクソ品質ということを理解しよう。
自分はもとからコンデンサマイクを使用しており、本機のマイクを使う予定が無かったものの、本機だけで完結させようとしている人は大変に注意が必要だ。
eMeet C960 の総評:カメラ目当てでの購入なら有り
本機に期待できるのはカメラだけ。
音声はどうしようもないので、別途マイクを用意する必要があるだろう。
それから広角過ぎるカメラにも注意。
個人での使用にはぶっちゃけオーバースペック。
部屋が見渡せてしまうぐらいなので、使用シーンにはマジで要注意だ。
Amazon売上No.1である理由は正直良くわからなかった。
これより安くて同性能のカメラなんてごまんとあるし。
結論、ガジェットはちゃんと調べてから買おうね。