本ブログで度々取り上げているShanling UP4にファームウェアV1.3.0がやってきた。
更新内容は軽微なものであるため特筆するようなこともないのだが、
以下のように逐一やってきたのでせっかくだから更新してみた感想などでも。
V1.3.0ってなにが変わったの
Shanling UP4 Firmware V1.3.0 notesより、以下記載あり。
New features:
- Added Volume memory setting. Can be enabled in Shanling Controller app.
App needs to be updated to the latest version – V1.2 on Android / V1.0.5 on iOS
Changes and fixes:
- When used as USB DAC, system volume settings take effect.
- Improved connection process, re-connecting to paired device will be faster.
つまり以下のような内容
新機能
・音量設定を記憶するようになった
修正
・USB DACとして使用するとシステムのボリューム設定が有効になる。
・ペアリングされたデバイスへの再接続が速くなった。
予てより本機に対し不満に思っていたボリュームリセット現象が遂に改善された様子。
やったぜ。
更には「Wireless Over-the-air update: 」という項目も追加されており、
V1.3.0からShanling Controller appを使用したファームウェアアップデートに対応したようだ。
Shanling UP4は使用するUSBケーブルや使用USBポートに対しかなりの相性問題を抱えており、
使用するUSBケーブル・ポートによってはUSB DACはおろか、ファームウェアアップデートも
できないという状態になってしまう。
そのためアプリケーションからアップデートできるようになったのはとてもありがたいことだ。
では早速、Shanling Controller appからアップデートをしてみよう。
Shanling Controller appからアップデートは問題あり
はい。見出しのとおりです。
結論からいうとShanling Controller appからアップデートはできなかった。
詳細を説明すると以下の通り。
まずはGoogle Play ストアからいつの間にか公開されていた最新版のShanling Controller appをインストールする。
V1.2.3のFWに同梱されていた「android_Shanlingcontroller_v1.0.3_release_20200326.apk」ではアップデートの画面すら起動しないうえ、Google Play ストアから更新すらできないため、アンインストールしたうえで再DLする必要がある。
で、Shanling Controller appの該当画面は以下の通り。
おお、本当にできそうじゃないか。
ということでアップデートしてみよう。
本記名の右にある矢印を押下すると……
USBハブの相性を考えたり、使用するケーブルをとっかえひっかえしてファームアップしていた現状とは雲泥の差。
「デバイスを再起動の後再起動します」とかいう謎の日本語も可愛いと思える。
こういうの求めてたんだよな。Shanling最強!
は?(ブチギレ
以降、何度やっても無理。
バッテリーがMAXじゃないからとか、接続がLDACだから駄目なのか、とか、
色々考察して試してみたものの、終ぞファームアップすることはできなかった。
大人しくPCからファームアップを行うことにする。Shanling最強。
FW V1.3.0の使用感
上記のように「音量メモリー」という項目が追加され、電源ON/OFFでも音量は変わらなくなった。
地味だけど、自分にとってとても嬉しい機能追加だ。
一番最初の記事から指摘していたことだったので、感慨深ささえある。
以上。
遂に完成した、最強のBluetoothレシーバー
長い歳月を経て、遂に完成した最強のBluetoothレシーバーだ。
もはや欠点は無いと言っていいだろう。
今後、本機を超えるBluetoothレシーバーはなさそうだなぁと思うぐらいには充実している。