プロローグ

筆者がスマホに興味を失って何年経っただろうか。
スマホ黎明期は2ヶ月に一回は買い替えていたぐらいのドハマリっぷりだったのに、今やその影は潜めに潜め、未だにXiaomi 13をメインで使い続けているレベル。
2022年に発売されたスマホで全く不足感を覚えていない現状だ。
新製品が出ても、やれカメラの性能アップだ、やれ使い道の乏しい折り畳みだとまるで食指の伸びない特徴が羅列されるばかりだ。
カメラに期待するなら一眼カメラで良いし、タブレットを持っていれば折りたたむ必要も無い。
その機構に浪漫があると言われればその通りであるが、その浪漫に25万円以上を払う胆力も持ち合わせていない。
スマホなんて10万以下でそこそこの性能があれば良いんだ。
このようにぐだぐだと屁理屈を捏ね続けて幾星霜、スマホから遠ざかる道を歩んでいた。
要は筆者の感性が老いたという話に他ならない。悲しいね。
で、いよいよXiaomi 13君が「俺はもうだめかも知れない」と言い出した。
バッテリー的な意味で。お前も老いたか。
次はどのスマホにしようかなとインターネットを泳ぎ回る中で、出会ったのが今回の「OPPO Find X9」だ。
カメラ性能は重視しないとは言いつつも、Xiaomi(Leica)の派手な色作りのカメラにウンザリ気味だった筆者にとって、よりナチュラルな再現を主とするHasselblad監修の本機は乗り換え先として妥当な候補に思えたのが、興味を持った一番の理由だ。
9月の海外発表を皮切りに、色々と情報が展開され海外レビューが公開されていく。
それらを摂取していく中で筆者の興味は研ぎ澄まされ、もう本機しか無いとまで極まっていったのだ。
スマホにハマっていたあの頃の熱意がそこには有った気がする。
そんな中で日本OPPOが10月に意味深なツイートを投稿する。
どうやら日本でもOPPO Find X9がでるようだ。しかも発表会もやるらしい。
どうせなら、と反応してみたところ、なんと発表会に参加できる事になった。
え?マジで?
筆者OPPO Reno5 Aをバイクで酷使してるぐらいのレベルでしかOPPOに接したこと無いけどいいの?
行っていいなら行かせてもらおう。
しっかりとこの目で「OPPO Find X9」を見定めようと思う。
こんな経緯で筆者は会場である東京都墨田区某所へと向かうことにした。
現地到着
会場の受付は12:30とのこと。
筆者は東京都墨田区に縁が無いので早めに行くこととし、11:30に到着したうえで現地でゆっくりと昼食をする予定とした。
結果、思いの外早く昼食を済ませてしまい12時前から暇になってしまった。
30分以上、何をして暇をつぶそうか。
ウロウロしていたところ、東京都復興記念館というところに行き着いた。
なんでも、関東大震災や東京大空襲の悲劇からの復興を記念した施設とのこと。
入館料は無料とのことで暇つぶしに入ってみた。

記念館の近くにはこのように大火事で溶けた金属類が展示されており、如何に壮絶な火災であったかを物語っていた。
中々に悍ましい光景で有るが、館内も負けてはいない。
1階は関東大震災、2階東京大空襲の悲劇を展示しており、普通に焼死体写真等も展示されている。
当時を生き抜いた人々の手記等も展示されており気が重くなるものであった。
沖縄旅行時にひめゆりの塔へ観光しに行ったのだが、その際にまぁ筆舌にし難い陰鬱とした気持ちになったのだが、ソレに近い感情を抱いた。
なんか辛くなってきた。帰ろうかな。
帰路を歩く中、偶然にも新製品発表会場前を通った。
そうだった、今日はOPPOの新製品発表を見に来たんだった。
気を取り直して入場。
発表会開始

テーマパークに来たみたいだぜ。
テンション上がるなぁ〜。
ここで受付を実施。
予想外の会場特典を受け取った後、「OPPOファン」という待機列に並ばされる。
え、筆者「OPPOファン」なんだ?そうなんだ。知らんかった。
そんで入場開始。
プレス席とファン席で別れており、会場後方のファン席に案内される。

ここに集うは歴戦のスマホオタクしかいないはず。
着席と同時に恐る恐る周りを見渡してみる。
おっと、早速隣の人のスマートウオッチがわからない。
なにこの…なにこれ?
その隣は?当然 Samsung Galaxy Z Fold7 を広げて何かをやっている。
おや、向こうのあの人はhonor magic 8 proじゃないか。
逆サイドを見てみると…あなたもSamsung Galaxy Z Fold7ですか。
サブ機には…なにそれ見たことない。
眼の前の人は、フフそうですかOPPO Find X9 Proですか。
OPPO Find X9の発表会に来る必要は?
なんか遠くにSamsung Galaxy Z TriFold を持っている人が見えるけど、気の所為かな。
気の所為と思いたい。
予想通り化け物しかいない。
ごめんねXiaomi 13で…優しく殺してね…。
で、発表会スタート。
内容は以下動画で公開されている通り。
途中出てくる”OPPO AI”の文字に、会場の男性たちは間違いなく戸惑ったと思う。
発表会が終わった後、「OPPOファン」だけ残される。
なんでも記念撮影があるそうな。
写真をとるから前の会場に来てね~のアナウンス。
ほないくかと会場へ進む筆者。
後ろを振り向くと、誰も筆者について来ていない。
はるか後方で、なんかみんなで顔を見合って距離感を取っている。
え?何そのなにそれ。今そういう事すんのソレ。
一人会場の中心に佇む筆者。
恐る恐る並び始める他の人達。
結果として集合写真の中央に陣取る形になってしまった。えっ気まず。
OPPO Reno5 Aしか持ってないのにOPPOファンの中央取っちゃってゴメンやん。
OPPO新製品 タッチ&トライ



撮影会終了後はお待ちかねの実機体験。
色々と触ったり撮ったり…という事をする場なのであるが、筆者はそれよりも気になる事が。
日頃からガジェット系メディアを閲覧しており、且つインターネット回遊魚である筆者は、なんとなくどの記者が何のメディアの人なのか分かってしまう。
例え顔を出していない人でも、声や取材道具を含めた装備品等である程度察してしまうのだ。
あそこにいるのはITMedia◯ewsの人だな…、あそこにいるのはモバイ◯ドットコムの人か?
お、アレはすま◯んさんだな?
などのような、まるでヌードル亭麺吉みたいな劇的にキモいラーメンブロガーみたいなことを脳内で記しつつ会場内を歩き回っていた。
筆者はインターネットミームカルタで遊ぶことしか出来ない哀れで愚かな生命体なので積極的に話しかけることも無く。
あ、勿論実機もそれなりに触りました。とてもよかった。(小学生並みの感想
まぁ元々購入予定なのだから別にここでガッツリ触る必要も無い、というのが本音。
…オット、子供が帰って来る時間だ。
限界ワンオペ育児ガチ勢の筆者はファンミーティングにも参加せずクールに去るぜ…。

会場特典は上記の通り。
高速充電器ありがてーぇ。

そしてこの、この…何これ?人形?
Ollieちゃん?なんでバスローブ着てるの?村上春樹なの?
筆者は心がやましいから、如何わしいものにしか見えないよ。
じゃあず…脱ごうか。。
発表会の感想

ある意味で期待通りであり、一方で期待外れだった。
まず、上述した「日本OPPOが10月に意味深なツイートをした」件であるが、内容は以下になる。
突然ですが!!!!!
皆さまが次のFindシリーズに最も求めることは何ですか? ?
デザイン、カメラ、バッテリー…などなど、
皆さまの「理想」を、ぜひこの投稿へのリプライで教えてください!おねがいします!!!!!!!
もう、こんなのFeliCa付きFind X9が出るって言っているようなものじゃん。
「日本国内で求めることと言えば~?」と問うたら、そりゃあFeliCaと答えられるハズ。
そんなのは見越したうえでのこのツイートでしかなく、最早約束されたコール&レスポンスのようなものだ。
この時点で“FeliCa付きFind X9の発表は最低保証”となってしまったのは言うまでもない。
で、いざ蓋を開けてみるとFeliCa付きFind X9の発表のみ。
Find X9 proの話題もなく、Find X9以外のニュースもない。
発表内容も9月に海外で発表された内容を和訳したものであり新情報もない。
ましてや、価格も別段安いわけではなく、予約可能になるのはなんと一週間後と来たもんだ。
いやいや、ここまで熱意を込めてPRしたにも関わらず、すぐの購入も予約もできないんですか?!
その熱意が伝わったユーザーはその熱意をそのまま購入意欲に置き換えているんですが?!!
購入意欲って賞味期限があるのはご存知ですか??!!!
案の定、発表後すぐにiPhone Foldが現れXiaomi 17 Ultraに話題を取られ、終いにはOPPO同社からFind X9sが現れ…。
フフ……へただなあ、売り方がへたっぴさ。
とまぁ、発表内容自体はちょっと物足りなかったけど発表会そのものは面白かった。
良い体験が出来たし勉強もできた。
また機会があればいろんな発表会を見てみたいなって。
それでは、大人しくFind X9の国内販売開始を待つ……訳が無い。

モノが良いってのはわかったので筆者はFind X9 proを選びます。
FeliCaとか…別に要らんし…。
ということでまめこさんお願いします、というオチで締めようと思う。
以上、レポっす。




