
発表当時から気になていた本製品。
筆者の心に住み続ける少年達がコレを買えとうるせえんだ。
そんな声を聞き続け早2年。ようやく入手したのでレビューしよう。
ということで今回は、TRN Azure Dragon のレビューをしていこうと思う。
TRN Azure Dragon の基本データ
TRN について

TRNとは、2017年に設立された中国のオーディオメーカーとなる。
基本的にはイヤホンを中心に展開が行われているが、ケーブルやBluetoothモジュールも積極的な姿勢を見せており、総じて『安価でありながら高品質』という商品が魅力なブランドだ。
弊ブログでは本機を含めて五機目の紹介となる。
以前は提供されていたけど、TRN ST7の製品で「良くも悪くもなんか個性的」って評価して以降、提供されなくなった。ウケる。まぁそういうブランドなんやなって。
ほか詳細説明はTRN Conchの記事を確認されたし。
公式HPはココ。
TRN Azure Dragon について

TRN Azure Dragonは、2024年4月頃に発売された平面駆動イヤホンである。
TRN 青龍 Azure Dragonと表記されていたりもする。
厚さわずか2μmの第2世代 14.6mm 平面駆動ドライバーを採用した、TRNフラッグシップモデルの一つ。
均一な振動を可能にするエッチング回路を施し、低歪みで透明感のあるサウンドを追求したとのこと。
N52ネオジム磁石を両面に計14個配置するという強力な磁束密度により、平面駆動らしい高い解像度とダイナミックな音圧を両立しているという。
3種類の交換可能チューニングノズルを搭載しており換装が可能。
それぞれの役割は以下の通り。
・透明(黒リング): 高域を強調した、最も開放的なサウンド。
・リファレンス(緑リング): バランスの取れた標準的なサウンド。
・アトモスフェリック(赤リング): 低域の存在感を高めた厚みのあるサウンド。
特徴的なのは何と言ってもこのビジュアル。
龍の鱗や頭部をイメージした独創的で高級感のあるデザインであり、しかもセミオープン構造。
二年前の製品ではあるが「かっけーなー」と当時からずっと思っており、その熱冷めやらずようやっと入手した次第。
…ああそうさ、小学生の頃の筆者の刺繍箱はドラゴンのヤツだし、エプロンだってドラゴンさ。
コレ読んでるお前もそうだろ?なぁ、そうなんだろ?
TRN Azure Dragon の外観


まずは外箱。もうかっこいい。

内箱はシッカリとした黒箱。

開けるとこう。
薄い紙が乗せてある。

その薄い紙を吹き飛ばすとこう。

良い顔をしている…。

まずは付属品を漁っていこう。
内容物は上記の通り。

TRN T-Ear Tipsの他、Bass ear tipsとして二種類(シリコン/フォーム)のイヤピが含まれている。

ケースを開けると、なんか色々と出てくる。

ケーブル、交換用チューニングノズル、3種類の交換式プラグ(2.5、3.5、4.4mm)が含まれていた。

ケーブルは上記のような感じ。
え、もしかしてTRN Conchと同じ…?と思いきや、こちらのほうが高密度な模様。

交換用チューニングノズルは上記のように。
ホールの大きさや数が見てくれで違うことが解る。




本体はこんな感じ。
ウッヒョーかっこいい~…ってなったのはフェイスプレートだけ。
裏側は無個性なお豆形状。
まぁそりゃあそうか…。

体重測定。8.1gを測定。
金属筐体故のずっしり感があるが…なんとTRN Conchの方が重い。
そう考えると本機は頑張っている方か?
TRN Azure Dragon の良いところ
見た目がカッコいい

メチャクチャに厳つく、個性的で目立つデザインが最高。
心に住まう小学生ワイ君、及び中学生ワイ君が大変に喜んでいる。
数多のイヤホンをレビューしてきた本ブログではあるが、本製品に匹敵する個性的な形状はあまり見たことがない。
強いて挙げるならKZ ZARぐらいだろうか…。
フェイスプレートの形状は期待通りの造形であり、その隙間から見えるセミオープン構造もセクシーで所有欲が満たされる。
裏返すと無個性のノッペリデザインでがっかりするところではあるが、逆に裏までこんなにイガイガしていたとすれば、それはそれで耳に装着なんてしていられないだろうからしょうがない。
まぁ、ロゴとか模様とかプリントしてくれてたらよかったのになぁって。
音質も大変に良き
見た目は厳ついクセに、出される音は大変に高品質。
全体の出力バランスは良く「やや高域寄りのU字」といった印象。
中高音域の出力にとにかく伸びがあり、きめ細かやかで見通しの良い音色を奏でてくれる。
女性ボーカルや管楽器等と大変に相性が良い印象があり、伸び伸びと鳴らしてくれるのでとても気持ちが良い。
低域も勿論不足が無く、引き締まったズシリと響くベースを鳴らしてくれる。
ただ、すこし中低域の伸びがこれらに比べる少々弱い印象があり、男性ボーカルだと上記のような伸びが感じにくい一面がある。
しかして十分な厚みは感じる事ができるので、同価格帯のイヤホンと聴き比べるような稀有な所業をしないのであれば、大変に満足度の高い高品質なイヤホンと評価できるだろう。
TRN Azure Dragon の残念なところ
装着感に少々難あり

本機は意外にも装着感が大分に浅い。
上記画像で確認できる通り、奥にねじ込めるような形状もしておらず、密着することを前提としたような形状でも無い。
イヤピだけで本機をほぼ支え、耳介の何処かで引っ掛ける、という2点3点で装着するという装着スタイルになる。
故に、ベストポジションを探すために装着後にグリグリと本機を動かす手間が発生する。
この裏面形状は少々残念と言わざるを得ない。
TRN Azure Dragon の総評

見た目も良い上に音も良い。一点を除き完璧なイヤホン。
フェイスプレートのデザインは個性的で中二心を擽るナイスなデザイン、音質も申し分無く様々なジャンルを問わず楽しむ事ができる。
その一方で、裏側のデザインはのっぺりとした無装飾無個性なデザインであるうえ、装着感が浅いという欠点がある。
まぁ裏面デザインはどうでも良いにせよ、密着感は担保して欲しいところではあった。
見た目と音質についてはマジで申し分が無いので一見の価値はあり。
イヤピ資材が潤沢だ、という人には是非ともオススメしたい良品と評価したい。




