【SYANTO Stand Lite レビュー】スマホスタンド兼スマホリングとなるストラップ。利用者の意識次第では健康に繋がるかも。

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まず最初に、本記事はメーカー様(あけび動作の学校株式会社)より商品を提供頂いた上での記事となる。
提供品だろうがなんだろうが正直に書き記すスタイルは変えるつもりは無いので、偏見無しに一読いただきたい。

なんだか謎めいた製品レビュー依頼を頂いた。
なんでも、スマホスタンド兼スマホリングとなるストラップであり、スマホ利用時の姿勢も正せるストラップだそうな。
それまこと~?まことに~?

ということで弊ブログに依頼したのが運の尽きその真実を確かめるべく快諾した次第。
今回はそんな SYANTO Stand Lite についてレビューしていこうと思う。

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SYANTO Stand Lite について

SYANTO とは

SYANTOとは、東京を拠点に構える「あけび動作の学校株式会社」なるユニークな会社名より展開されるスマホストラップブランドだ。
過去ログより2019年付近から活動されているようであり、会社設立自体は2018年7月となっている様子。

SYANTOは、姿勢がシャンとする、をモットーにした製品展開を行っている模様。
会社のキャッチコピーとして以下が挙げられており、ブランドそのものとしての力の入れようが窺える。

未来のスマホ操作が、ここに。
スマホはもう”握らない”。

SYANTO公式HP

SYANTO Stand Lite について

SYANTO Stand については、上記の通りブランドの思想を強く反映したフリーストラップとなる。
曰く、鍼灸師が人間工学に基づいて開発した、姿勢が変わるスマホリングであるとのこと。
背面に”取り付けない”背面フリーのスマホリングであり、スマホケース/スマホを選ばず装着が可能。
確実なグリップを有し。スタンド利用やショルダーストラップ取り付けなどが可能になるという。

スマホスタンドにも、スマホリングにもなる、という表示について、大いに結構。
理解できるし納得もできる。
対して”姿勢が変わる””健康”という表示。ふむふむ?
そして以下の広告。

ライ◯ップのような、ビフォー/アフターでモデルさんの立ち姿勢そのものを変更することで改善内容を誇張させるような画像。
うーん…。
という感じでまぁぶっちゃけ怪しい製品であるわけだが、実際使ってみると”なるほど?”とはなるものではある。
詳細は後述。

SYANTO Stand Lite が無印単色のデザイン。
SYANTO Stand は単色以外の画像があしらわれたデザイン、と差別化されている様子?
ネーミングの詳細は不明。
クラファンでは何故か阪神タイガースとコラボしたモデルが展開されている。

SYANTO Stand Lite の外観

まずはパッケージング。
家電量販店でハンギングされることを前提としたようなデザイン。
ハンギング用のパンチングホールは未加工。

どんなスマホケースでも使用できるとのこと。

スマホはもう握らない、とブランドネームを強調。
背面には一応のシリーズ展開が記載。
SYANTO Stand NYANTOって何だ。
公式HPにも情報無いんだが?

これが阪神タイガースモデルのこと示してるんだったら…ああ考えるだけでも恐ろしい。

台紙は説明書となっている。
開くとこのように。

取り付け説明も記載。結構力技。

では本体をみていこう。

本体はラバーみがあるがベタつきは無い。
ストラップ部分は布なのか紙なのかとい不思議な手触りなシートが使われている。
ここの素材はポリエステル繊維+塩化ビニールの高強度シートが採用されているとのことで、引っ張り強度は約15kg以上を有しており、そう簡単に引きちぎる事はできないと広告されている。

スマホ設置部分はこのように。
背面は粘着シールとなっているが、取り外しが簡単な簡易粘着素材となっている。

筆者はXiaomi 13をしようしており、利用ケースも公開している。
そのケースに装着をしてみよう。

説明書どおりにまるめて挿入。

装着図は上記の通り。
見ての通り、シート分の厚み分スマホがケースからせり出している、
まぁ操作性は変わらないので使用上の違和感は無いが、保護という意味では影響あり。

このように簡易スタンドとして使用可能。

付属の滑り止めステッカーを使用すれば横向きも可能。
ステッカーを使用しない場合。横向きのスタンド使用はできないので注意。

使用時のスタイルは上記の通り。
見た目的な違和感や異常感は少なく、シンプルで収まりが良い印象。

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SYANTO Stand Lite の良いところ

普段はストラップ、スタンドとしても使用可能

普段はスマホストラップのようにプラプラと存在している本機であるが、瞬時にスタンドとして運用できるというのが一番の強みだろう。

上記したように、本機は縦置きにも横置きにも設置可能であり、それがほんの一動作で行う事ができる。
MagSafeで背面に設置するスタンドのように、わざわざ展開する必要も無く即時に立たすことができるのは中々に魅力的。
公式画像より引用させていただくが、本当にこの通りに速やかに設置させることが可能だ。

勿論、ストラップとしての利用としても、邪魔にならずまた不足無いちょうどよいサイズ感であり扱いやすい。
スマホをポケットに入れた場合でも、本機がチョロっとポケットから出てくれるので取り出しやすくなるというのも細やかな利点か。

面目躍如の”握らない”使いやすさ

本機のセールストークになる、”もう、握らない”のフレーズ通りの使用感がある。
本機を装備すると、本当に握らないで運用することが可能。

上記画像の通り、本機を薬指と小指で挟む形で運用することになるわけだが、ここの挟む動作でほぼスマホを固定する事ができる。
スマホの主重量は小指にかかり、スマホ自体が斜めになることで人差し指にも重量が拡散していくイメージとなる。
親指は一切使用することはないため、「握らない」運用が可能になるわけだ。
そのうえでしっかりと安定しているのもポイントが高い。

で、本機を運用するにあたり、見やすくなるであろう”スマホが斜めになる角度”というのが、上記「SYANTO Stand Lite について」の項目で触れた”姿勢が正せる”という事象に該当するのだろう。
斜めにしすぎると本機への荷重がかからず運用する意味が無く、縦にしすぎると小指に荷重しすぎて運用し辛い。
このちょうど良いバランス感が得られる角度が、姿勢を正すことで見やすい位置に該当する、という事なのだと、実機を触ることで感じることができた。

なるほど面白い。

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SYANTO Stand Lite の残念なところ

所詮、気の持ちよう

本機のやりたいことは実際に使用することで、遠かれ理解する事は可能だ。
だがしかし、これで”姿勢が変わる”であるとか”健康”に繋がるかといえばまぁ難しい。

上述したように、別に姿勢を正さなくたって運用は全然問題ないし、特定の指に多少負荷がかかったところで見辛さに影響が出るものでもない。
本機を採用することは一つのファクターでしか無く、実状を強制的に変えてくるようなものではない。
所詮は気の持ちよう。
運用する本人自身がどこまで本機と真摯に向き合うかによって効果が変わるものであると認識しよう。

機材干渉あり

本機はケースとスマホに挟んで運用するものであるため、色々と機材干渉が発生する。
上記のようにケースから本体がせり出してしまうのは勿論のこと、USBポートにUSBが挿入できないという事象も発生する。
その場合はわざわざケースから取り出して充電等を行う必要が発生する為、中々に影響がある。
本機を実装するうえで機材の見直しが必要となることに注意が必要だ。

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SYANTO Stand Lite の総評

スマホスタンド兼スマホリングとなるストラップであり、中々に便利。
一方で、健康への効果は利用者の意識次第。

とまぁ、概ね至極当然の評価に落ち着いた。
“姿勢がシャントする”というキャッチコピーには少々のギモンが無くは無いが、やりたいこと目指したいことが本機を利用することでとても理解できるのは好印象。
大前提のスマホストラップとしての使用感においては、不足は無く満足感は高いのでお薦めはできるものだとは思う。
カラバリも豊富なので、興味があるようであれば是非とも確認してほしい。

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