
まず最初に、本記事はメーカー様(ACEFAST社)より商品を提供頂いた上での記事となる。
提供品だろうがなんだろうが正直に書き記すスタイルは変えるつもりは無いので、偏見無しに一読いただきたい。(テンプレ)
謎に光る個性的なイヤホンを出しているACEFASTからの再依頼。
今回も光らずともどうやら個性的な様子で…?
ということで今回は ACEFAST ACECLIP Pro をレビューしていく。
ACEFAST ACECLIP Pro の基本データ
ACEFAST について

ACEFASTは、中国・深圳に拠点を置く電子機器メーカーだ。
ワイヤレスイヤホン/ヘッドホンを中心に、充電ケーブルや充電アダプター等も扱っている。
日本国内においては株式会社ラウダが代理店として本ブランドを扱っている様子。
ACEFAST ACECLIP Pro について

ACEFAST ACECLIP Proは、2025年11月に発売されたOWS(Open Wearable Stereo)だ。
耳を塞がないオープンイヤーデザインであり、周囲の音を遮断せず「ながら聴き」に最適なモデルとなる。
耳を挟み込むように装着するイヤーカフ型(クリップ型)を採用しており、アクセサリーを兼ねたような装着が特徴。
主な製品概要と特徴は以下の通り。
- 重低音に強いオープンイヤー
20×8mmの大型「三磁超線形ドライバー」を搭載。
力強く豊かな低音と、クリアな中高音を両立。 - 専用アプリ対応
専用アプリ「ACEFAST」で、照明効果の調整、タッチコントロール操作のカスタマイズが可能。
イコライザー機能(8バンドEQを含む)も搭載しており、細かな設定が可能。 - ENCノイズキャンセリング技術
通話時において、クリアな音声通話を実現。
| 項目 | 詳細 |
| 通信方式 | Bluetooth 6.0 |
| 対応コーデック | AAC / SBC |
| 再生時間 | イヤホン単体:約7~8時間 |
| 総使用時間 | 充電ケース併用:最大約28~32時間 |
| 急速充電 | 10分間の充電で約1.5~2時間の再生が可能 |
| スピーカー | 20×8mm 三磁超線形ドライバー(トリプルマグネット) |
| 防水性能 | IP55 |
| その他機能 | マルチポイント対応 |
スペックとしてはとても平均的なイヤーカフ型イヤホンという印象。
前作が特に意味は無く光るというオモシロ機構を備えていただけあり、少々パンチに欠けるところ。
お前も光れよ。光ってみせろよ。
ACEFAST ACECLIP Pro の外見


まずは外箱。
「箱」って感じの箱。

ACECLIP Pro…君もか。
開けるためには箱を破壊しなくてはならないタイプ。
箱まで綺麗に取っておきたい筆者としては嫌いなやつ。

箱は環境を配慮した全部紙製のヤツ。
弁当箱タイプ。

開けるとこんな感じ。真白すぎて何が何だかわからん。

内容物は上記の通り。
ケーブルはAtoC。

説明書はユニバーサルな奴。
勿論日本語もあり。

白背景だと大福にしか見えないのでここから黒背景で撮影。

形状も大きさも端子の配置もACEFIT Proとほぼ同じ。
一方でこちらは艶消し素材となっており、チョークのような肌触りをしている。
第一印象は「すっごい汚れそう」。

開けるとこんな感じ。
蓋の下部にLEDが備えられている。




本体はこんな感じ。
本体にもACEFITというロゴが描かれているのだが、あまりにも薄く写真には映らない。
しかも装着するとこのロゴが反転する謎デザイン。
なんかもうちょっと、どうにかならんかったんかね…。


体重測定。
イヤホン単体は6.5g、ケース込みだと44.2gを実測。
ACEFIT Pro より軽い。
ACEFAST ACECLIP Pro の良いところ
イヤーカフ型にしては強めの低音

イヤーカフ型で抜けがちな低音がシッカリと確保できており、ベースやドラム等のリズム隊の音色が聴きやすい印象がある。
また、音の広がりも良く奥行きを感じる事ができる。
バスの振動などがずしりと響き、臨場感の有るリスニングを行うことが可能だ。
一方で中高域の表現は甘く、輪郭が捉えられない。
特にボーカル域は一歩後ろで鳴っているような印象があり、違和感を感じるものである。
リズム隊はそこそこ頑張れているのに少々勿体ないなぁという感想。
まぁ価格相応といったところか。
ACEFAST ACECLIP Pro の微妙なところ
デザインに疑問

上述したとおりではあるが、装着すると企業ロゴがひっくり返るというデザインというのは、ちょっと変。というか異常。
コレ白だから目立たないものの、他カラーの黒とか金とかだったら結構目立つのでは?
企画時点で誰も疑問に思わなかったんかなぁと不思議に思えてしょうがない。
また、競合他社製品に比べて分厚くデカい筐体となっているのも気になるところ。
本機の特徴であるトリプルマグネットドライバを搭載した弊害なのであろうが、それで得られているのが上記の通りの使用感となると、う~んと思わなくもない。
ACEFAST ACECLIP Pro の総評

低音域がシッカリ確保出来ているイヤーカフ型イヤホン。謎デザインは疑問。
イヤーカフ型にしては低音域が強く臨場感を感じることができるイヤホンであるが、解像感明瞭感は薄く、出力される音は少々物足りなさを感じる。
そして何より、装着時のロゴ反転デザインが個人的にかなり気になるところであった。
充電時にはロゴは正位置になるのでソレを前提としたものなのだろうが、多くの同業他社製品はそんなデザインにはなっていないわけで…。
ACEFASTは光る前作に続き、イヤーカフ型にしては大きめのドライバを採用すること等、色々個性的なチャレンジを見受けられるので個人的には面白いと感じている。
これからのブラッシュアップに期待したいところだ。



