レビューはこっち
いつものように KZ official store を覗いて以下省略。
なんだかまた気持ち悪い(褒め言葉)イヤホン出てたわ。
KZより発売されたDDを3つも搭載したおぞましいイヤホン、KZ DQ6である。
お前絶対特殊な説明もなくラミアスの剣とか装備できるだろ。
KZ DQ6 のデザイン
まずは外装から見ていこう。
パット見の印象はZSXかな。誰かの耳をかたどったような、特徴的な筐体をしている。
個人的にはこのように引っかかりがあったほうが装着感が高まるので好き。
筐体下部にはCCA CX10のような穴がある。
これはなにかの取り込み穴、或いはヌケの穴なのか、タダの装飾なのか。
よしんば取り込み穴であったしても、さすがにノイズキャンセリングのそれではないだろう。
何より特徴的なのがこの構造。
10mmデュアル磁気ダイナミックユニットを一基、そして6mmシングル磁気ダイナミックユニットを二基搭載というなかなか異形な構成をしているのだ。
DDはドライバ口径が大きいため、多ドラ構成には向かない。
なので多くて2ドラDD構成、或いは1DD+複数BA構成が主流だったりする。
事実、16ドライバ構成だとか10ドライバ構成とか、多ドラと言われる構成はBAで数を稼いでいるものが多く、本ブログでもいくつかKZ製品を紹介しているが本機もその例に漏れない。
そんな中での3DD構成だ。めっちゃ面白そう。
上記の記事でも述べているように、自分はDDの重低音が必須の体になっている。
そのため重低音の暴力を遺憾なく味わえそうなこのKZ DQ6にとても興味がある。
なによりも、恐らく世界初となる3DDというのを聞いてみたいという衝動が強い。
訂正:
JVCが2012年に業界初となる3DDの[HA-FXZ200][HA-FXZ100]という製品を出していました。
Twitterでの情報提供ありがとうございます!
DD多ドラ製品をいくつかラインナップしているSOUNDPEATS社は、TruengineシリーズやForce Proといった2DD構成のイヤホンを展開しているが、さすがに3DD構成のものは出していない。
自分も以下の記事でも紹介しているように、Truengineシリーズ等の2DDドライバイヤホンをいくつか所持している。
奥行きがある、幅広く豊かな音質に大変満足しており、本機にも期待が高まる一方だ。
そして、みてくれよこの気持ち悪い構成。
Truengineシリーズに10mmドライバを余分に付けちゃった感がすごい。
ドスドスと心地の良い音を出してくれそうだ。重低音好きには堪らないだろう。
ガバとか聞いたら凄そうだなぁ(恍惚。
KZ DQ6 のスペック
やっぱりBAを積んでいないぶん、高域は弱そうだなぁという数値。
でもこんなの買う人は最初から高音求めてないでしょう。
ZSXやZAXと同じプラグTypeなのでケーブル資産は流用できそう。
物理ノイズリダクションと記載あるが、どうせこれはCVCだろう。
この価格帯でアクティブノイズキャンセリングは期待してはいけない。
KZ DQ6 に期待すること
耳を破壊してくれ。それに尽きる。
2020年のイヤホンの至高は、間違いなくKZ ZAXだろう。
だから同じ路線、同じ傾向は目指さないでほしい。
3DDを生かした耳破壊に特化した重低音を鳴らしてほしいんだ。
正直、KZ DQ6がとても欲しい。
だがしかし、KZ ZAXの完成度が高すぎるせいで有線イヤホンに対する満足度がとても高い現状、あまり食指が伸びないというのが本音であったりもする。
購入したとしても結局ZAXと比較してしまって、総合的な満足感は少なくなってしまうだろうしな。
また、KZ Z3くんが復活しているというのも拍車をかけている。
彼の正式発表とスペック(特に電池もち)内容によっては即ポチするつもりであるため、本機への購買意欲が削がれてしまっているという現状だ。
でも絶対おもしろい商品。気になる気になる。
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書いた。