【ZEALOT MadJumper2 CARBON HYBRID レビュー】かっこよくて涼しい(脳死)

4.5
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憧れのオフヘルデビューだぜ。

ということで今回は ZEALOT MadJumper2 CARBON HYBRID をレビューしていこうかなって思うわけなんだけども、このヘルメットが登場してから大分経っているわけで今更感が大分ヤバい。
そのためレビュー需要はかなり薄いものではあると思っている。
そうなるとまぁ、少々真面目さは抜けるわけで…。
ただの買ったよ報告、強いてはただの自慢記事になる。

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MadJumper2 って何

ZEALOTは愛知県にあるgodblincが販売する国内ヘルメットブランドであり、その中のオフヘルカテゴリが「MadJumper2」となる。

今回購入したCARBON HYBRIDモデルは、帽体にカーボン+FRPのHYBRID製法を採用し、転倒時にも強度を発揮するリブ加工を細部に施したシェルデザインが特徴となっている。
伴ってゴーグルバンドがズレ難い構成になっているが、このあたりはSHOEI VFX-WRに通じる物がある。
内装はセンターパッド、チークパッド、ベルトサポートが脱着可能であり、帽体以外の丸洗いが可能となっている。
インカム対応のスピーカーホールが最初から備わっており、玄人向けのオフヘルでありながらカジュアルなユーザーにも利用しやすい工夫が設けられている。

とにかく注目したいのはその軽さ。
なんとこのヘルメット、1.1Kgしかない。
筆者が普段使用しているNEOTEC IIなんて1.8Kgあるので大分軽い。
MadJumper2にインカムつけてアクションカメラつけたってNEOTEC IIに並ぶかどうかってレベル。
あまりに軽い。この使い勝手の良さは大変にグッドだ。

ちなみに、godblincのシャッチョは自他ともに認めるヘルメットオタクとのことでYoutubeチャンネルも運営中。
本製品についても社長自身が熱く語っているので必見。

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MadJumper2 の御姿

箱。デッカ…。
でも軽い。この時点で軽い。何も入ってないんじゃないかってぐらい軽い。
箱持っただけで笑える製品。ソレがこいつだ。

一応巾着に入っている。
布というか紙っぽい品質でまぁ安っぽい。(実際安い)

とってもオフヘルなデザインで大変に良き。
トゲトゲした攻撃的なデザインもいいぞ。
というかまぁ、SHOEI VFX-WRだね!

バイザーは素手で着脱可能なデザイン。
コインドライバーがあるとなおよし。

見てよこのカーボンボディ。
男の子好きでしょカーボン。カーボンだぞ?カーボンだぞ!

魅力的な凹凸。とてもエッチだと思う。

顎紐は筆者の嫌いな『Dリング』タイプ。
まぁ運動用のヘルメットだから安全性重視として仕方ないかと。

前や後ろに大きなベンチレーションが設けられている。
もちろん開閉機構は無いので雨が降ったらずぶ濡れだ。
まぁそんなん気にするやつはオフヘルなんて買わんじゃろ。

スピーカーホールは結構深めに設けられている。
ここに何も考えずスピーカーを設置した場合、耳とスピーカーの間がかなり空くことになるために音質のロスが発生しやすい。
あ…ありがた迷惑だ…。
台座を設けて調整が必要となるので注意しよう。

ということで一応インカムは設置可能。
ただし上記のようにヘルメットに凹凸があるために完全な平面が少ない。
そのためクリップ固定式のように、台座を設けて設置することを推奨したい。

なお、既存利用しているNEOTEC IIは今後も併用していくので新たに増設している。
このキットがまぁ高えんだ…。

他内容物は上記の通り。
説明書となんかのタグとステッカー。
それと謎のバイザーステッカー。
多分黒以外のモデルのバイザーは光を反射するから内側に貼り付けてねってことなんだろうけど、コレがまた死ぬほど貼りづらい。
最初っから貼っていてほしい。

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Dリング装着ヤダ!

ヘルメット取るたびに結び直すの面倒すぎる。
しかもこのヘルメットの顎紐は必要以上に長いため面倒さも倍増。
いちいちこんなのやってられるか!
ということで試着時点でキジマ ヘルメットワンタッチクリップを合わせて購入。

これでカチッと装着が可能になった。
オス/メス側ともにスチール製のために安全面も問題はなさそうだ。
本当はラチェット式が良かったけど、なんか怪しい商品しかなかったので、信頼と安全性のある本製品を選んだ次第…。

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ゴーグル付けてみよう

手始めにPROGRIP MAGNET ADVANCEから装着。

あ…ハァッ…!!かっこよ!

あ、すっごいイイね…キレてる…キレてるよ…!

あ、おでかっこいい?おで、もしかしてかっこいい?

まぁこんな感じにゴーグル入れ替えてドレスアップできるのもオフヘルの楽しみの一つ。
気分や天候で、その日にあったゴーグルでツーリング行くの楽しいぞって。

ちなみにオフヘルは毎春に猛威を振るう花粉症に対しても有用な様子。
まぁ話半分なもんだけど、ひどい花粉症持ちの筆者には藁にも縋る話かなって…。
詳細は以下参照。

花粉症対策の新定番! バイク乗りがオフロードヘルメットを使うべき3つの理由
目次 1 オフロードヘルメットは花粉症に強い!2 1つ目:ゴーグルの圧倒的な気密性3 2つ目:口まわりの広いスペース4 3つ目:バイザーの効果は想像以上5 花粉症バイク乗りのみなさんへ オフロードヘルメットは花粉症に強い! バイク乗りにとっ
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走行してみてどうか

オフヘルは風切り音が煩いだとかよく言われるが、正直あまり気にはならないレベル。
というか普段からNEOTEC IIを全開放してインナーバイザーのみをだして走行している筆者にとってはむしろ静粛性も安全性も向上しているまである。
なぜもっと早くオフヘルを買わなかったのか、おでわかんない。

とはいえ、やはり高速道路での走行には少々の煩さが伴う様子。
というかそもそもの話で、NEOTEC IIをはじめとしたSHOEIなどのプレミアムヘルメットに比べて内装が大分薄くてチープな印象がある。
そりゃあ音も通り抜けるわけで響くわけで…。

が、その分大変に涼しい。
最近の日本はあまりにも猛暑、体温超えの37℃なんて当たり前の気温が日常的な昨今、本ヘルメットは大変に役に立つだろう。
というか筆者はコレ目当てに購入している。
実際、気温6℃以下の日にこのヘルメットを使用すると顔がちぎれるぐらいの冷気を浴びることになるのでとても使用できたもんじゃあない。
冬はNEOTEC II、春終わりから秋終わりまではMadJumper2、という運用がベストと考えている。

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結論、かっこいいは正義

結論!
ZEALOT MadJumper2 CARBON HYBRIDは…

  • かっこいい
  • 涼しい
  • 軽い
  • 寒い
  • 煩い
  • 安っぽい

だ!

しかして尤も、大前提になるが本製品は3万円程度のオフロードヘルメット。
安っぽいのではない、安いのだ。
煩いかもではない、煩いんだ。

そんなことに文句言ってるやつは買うなという話。

昨今の異常気象に頭を悩ませつつも、それでも走りたい気狂い同士ライダー諸君に是非ともオススメしたい、理想的な入門オフロード涼しいヘルメットだ。
ツーリング先で一緒にライディングデュエル、しよ?

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