【エアリア ゼンクリ レビュー】まぁ手元にあってもいいかも。

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ずっと前、筆者は以下のような記事を発見した。

愛ガジェットをキレイキレイにするための20in1お掃除ツール
ガジェット掃除用のマルチツール「All Crean(ゼンクリ)」発売。

まぁいつもの中身のないギズ◯ード広告記事であり、何も特記できるようなものが無い記事であるが、AliExpressハードユーザーの筆者はこの記事を見て一つの違和感を感じた。
該当箇所は以下となる。

お値段は2200円。
お値段は2200円?コレ600円くらいで売ってなかったか?
輸入転売品にしては大分強気やんな…。

ということで2200円の価値があるのか調べてみた。
今回はそんな怪しい掃除器具、日本名 エアリア ゼンクリ をレビューしてみる。

本ブログ久々の「気の迷いシリーズ」となる。
やっぱりこういうよくわからん製品が一番楽しいよな。
俺ワクワクが止まらねえよ。

気の迷いシリーズ
「気の迷いシリーズ」の記事一覧です。
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エアリア ゼンクリ(仮)の基本データ

製品製造元について

エアリア自体はただの販売代理店。
ここが製造しているわけではないので深堀りする必要性は無い。
扱い上、本記事ではエアリア ゼンクリと呼称させていただくが勘弁な!

で、この製品自体はどこ発祥なのか、という話であるが、コレガワカラナイ
AliExpressを覗いてみると、様々なセラーが平均600円前後で乱雑に出品されていることが確認できる。
このような現状、オリジナルを見出すことができず原点は不明だ。

AliExpress価格は上記の通り600円前後(送料別)、日本価格では2200円(送料別/込)という価格で展開されている。
またAliExpressChoiceでも扱われており、他の製品と合わせて買えば送料無料の扱いとなっており、名実ともに600円程度で入手する事ができる。

製品詳細について

本機はガジェットお掃除キットである。
上記画像の通り、様々なブラシやその他アイテムを内包しており、それを収めるケース自体も掃除器具となっている。

FF7ACの合体剣とかさぁ、仮面ライダーゴーストのガンガンセイバーみたいなさぁ、色んな武器に分裂したり合体したり形状変化したりするやつってさぁ、このサブカル大国日本で生きていく中で自然と「素晴らしいモノ」として刷り込まれていくんだよね。
そうだろう?画面の前の男性諸君。

本機はそんな大きな少年たちに刺さるギミックを有したブラシキットだ。
内容物は以下の20通り。

  • スイッチプラー
  • キーキャッププラー
  • SIMピン
  • イヤホンブラシ&ペンクリーナー
  • スティッククリーナー
  • ミニブロワー (ショートノズル/ロングノズル)
  • ミニスプレー
  • スエードチップ
  • 小型カーブブラシ
  • ソフトブラシ
  • 隙間用ブラシ
  • 延長ロッド
  • ハケ(細溝用)
  • ハケ(太溝用)
  • フランネルクロス
  • ロングブラシ
  • ストレージボックス
  • クリーニングブラシ

このようにそれぞれの用途に利用することを想定した複数のブラシが纏められている。
使えるかはさておいて、このロマン性とギミックには心惹かれるものがあるだろう?

製品の外観

外箱。
ちなみにAliExpressで購入したものなので日本版とは異なるデザインのハズ。

全体的にプラスチッキーでかなり安っぽい。(実際安い)
どちらが正面なのかは定かではないが、本体にはブラシを出すトリガーがついている。

出すとこのように。
ブラシ自体の品質は悪くはなく、根本は固くしっかりしているが毛先は柔らかくコシがある。
本数も細かく、結構しっかりとホコリを払える印象。

開けるとこのように。
アイテムがズラッと出てきてテンション上がる。

コレはカメラレンズブラシ。

これはTWSブラシ。

これは多分隙間ブラシ。

これはソフトブラシ。

これはなんかよくわからないブラシ。

これもTWSブラシ?

ミニブロワー (ショートノズル/ロングノズル)。付け替え可能。

ハードブラシ(細溝用・太溝用)。

ミニスプレー。
水を入れて使用、本機蓋の裏側のクロスで拭く、という感じの使用方法。
ほか細かい使用用途は以下リンクを参照。

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エアリア ゼンクリ(仮)の良いところ

あると便利

様々な細かいブラシがあるので掃除対象に合わせた選択が可能。
ちょっとした掃除でも楽しみが発生するという点でそれなりに有意義な存在といえるだろう。
特に上記画像のような、イヤホンやTWS掃除に相応しいブラシが多く存在する印象があるので、オーディオ好きにはそれなりに役に立つかもしれない。

勿論、その他PCサプライにも漫勉無く利用できるのでそれなりに汎用性は高い。
内包されたブラシが全て小さいサイズであるため、今まで掃除できなかったような箇所を対象として扱うことができるのは中々に興味深い。

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エアリア ゼンクリ(仮)の微妙なところ

まぁ、2000円の価値は無いかな

本機はオールプラスチックで中身スカスカの超絶安っぽいアイテムだ。
金属を使用する箇所は無く、ましてやバッテリーやモーター等も無い、除電ブラシというわけでも無く、スプレーに除菌アルコールが含まれているわけでも無く、とにかく全てがとても簡素な作りをしている。

海外価格である600円前後は安すぎるものであるが、かといって2000円超えのクオリティでもなし。
1500円と言われてまぁ納得するレベル。1000円だと「お、いいじゃん」という品質。
まぁ、2000円以上の価値は無いかな、という印象。

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エアリア ゼンクリ(仮) の総評

「無くてもいいけど、あると便利かも」という製品の筆頭。
まぁ手元にあってもいいかも。

ただ国内で2000円以上出して買う価値は無いかな。
だったらAmazonでテキトーな除電ブラシ買ったほうが良い。
こういうおもしろガジェットが欲しい人、或いは細かいガジェットを掃除対象としたい人は購入を検討しても良いかも。
ただその際はAliExpress推奨。
どうせ急ぐ買い物でもないのだからそっちで600円程度で買ったほうがおすすめ。

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