【Insta360 Ace Pro 2 レビュー】アクションカムの完成形。現状の最適解。

5.0
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実は今年の5月には入手していたんだけど、全然記事書けなかったんよね。
依頼品とかトレンドとか加味した結果、後回しになっちゃった。
だってアクションカムの記事って伸びが悪いんだもの。
まぁ今回は提供品じゃないし、多少はね?

ということでちょっと余裕ができたので Insta360 Ace Pro 2 を軽くレビューしていくぞ。
何故軽くかって?需要が少ないからだよ(無慈悲
でもこのブログでは珍しい星5だかんね。

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Insta360 Ace Pro 2 の基本データ

Insta360 について

Insta360は2014年9月に深センにて創業された企業だ。
名前にも含まれている通り、創業理念に360°カメラの存在を挙げている。
創業者が学生時代から研究を行っていた分野でもあるらしく力の入れようが段違いだ。

ほか詳細についてはInsta360 ONE X2の記事を確認して欲しい。
本ブログにおけるInsta360製品記事は以下参照。

Insta360
「Insta360」の記事一覧です。

Insta360 Ace Pro 2 について

Insta360 Ace Pro 2は、2024年11月に発売されたアクションカメラだ。
Insta360とドイツの老舗カメラメーカーLeicaが共同開発しており、前モデルInsta360 Ace Proの進化版として、画質、処理性能、使いやすさが大幅に向上しているとのこと。
前作のレビューは以下参照。

変更点として、搭載センサーやAIチップは勿論の事、視野角や最大fpsやらタフさやらが軒並みレベルアップしている。
1→2の変化とは思えないぐらいのレベルアップぶりで割とビビる。

Insta360 Ace Pro 2とInsta360 Ace Proの主な違いをまとめると以下の通り。

特徴/モデル名Insta360 Ace Pro 2Insta360 Ace Pro
最大動画解像度8K 30fps8K 24fps
最大広角FOV157°151°
アクティブHDR4K 60fps4K 30fps
PureVideo
(夜間撮影モード)
4K 60fps4K 30fps
35mm換算焦点距離13mm16mm
フリップ式タッチスクリーン2.5インチ、900ニト
耐久性2倍向上
2.4インチ、850ニト
バッテリー容量1800mAh1650mAh
防水性能12m10m
レンズガード着脱式なし
充電時間
(急速充電)
80%まで18分
フル充電まで47分
80%まで22分
フル充電まで46分

Ace Pro 2では、8K撮影時のフレームレートが向上し、より滑らかな映像を撮影できるようになった様子。
また、アクティブHDRおよびPureVideoモードでの4K撮影も60fpsまで対応し、より高画質でスムーズな映像が求められるシーンでの性能が大幅に向上している。

何より個人的に驚くところが、ファイル圧縮効率が向上したこと。
Ace Proに比べて、作成されるファイルサイズが最大50%も削減したという。
それってつまり、同じSDカードを使用していても前作より2倍の長尺が撮れるようになったってことで…すげえや。

Insta360 Ace Pro 2 の外観

まずは外箱。
ダークなイメージへと変わった。

製品概要が側面に描かれている。

開けるとこんな感じ。

全体の印象は前作と変化は無い…と思いきや、前面部のマイク部分のゴツさがスゴイ。
内容物は前作と変化無しなので割愛。

本体はこのように。
形状や配置も前作と一緒。

下部の写真を取り忘れたがそれも一緒。
マグネットマウント取付穴のみでスクリュー穴も無い。

体重測定は182.5gを計測。
やったぷり。0.5g軽くなったぷり。
とはいえ、依然アクションカム界隈ではヘビー級。

Ace Proとの外観比較

以降は前作Ace Proと比較してみる。
左がAce Pro 2、右がAce Proだ。

という感じで、前面マイクの突起以外はほぼ一緒。

ファンクションメニューの配置が若干異なる様子。

UIもほぼ変わらないが、右下が「1x」と倍率が数字でわかりやすくなっている。

こうやって比べてみると、Ace Pro 2のほうがゴツゴツしててかっこいいかも。
前作は良くも悪くもアクションカムな形状で個性薄めだったからね。

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Insta360 Ace Pro 2 の良いところ

暗部撮影の優秀さ、防風性能の高さ

百聞は一見にしかず。
まずは以下の動画を確認してみて欲しい。
上がAce Pro 2、下がAce Proだ。4Kでどうぞ。

共にPureVideo、4k/30fpsの設定。
圧倒的な夜間撮影の強さ。そして防風性能を備えていることが嫌でも解るだろう。
この動画の撮影日は風速13km/sとかいう、大分厳つい天候だったので比較が捗ってよかった。

Ace Pro 2の方では言わずもがなの暗部撮影能力の高さが伺えるものであるし、暴風の音を抑えつつもカエルの鳴き声などの環境音を抑えることができている。
圧倒的なレベルアップさを感じるものであり、あまりにも満足度が高い。

写真撮影も良好

百聞は一見にうんにゃら。
まずは以下の画像を確認してみて欲しい。

同じアングルの画像が続くか、上がAce Pro 2、下がAce Proだ。

続いて以下。

両方の設定は全部デフォルト、WBは自動としている。
Ace Pro 2は大分暖色寄りの作画となっており、Ace Proのほうが自然に近い印象がある。
Ace Proもかなり出来が良いが、やはりAce Pro 2の光量の取り込み具合が別格。
細部のディテールを細かく再現できており、特に2枚目の木の葉の細部表現と月光の映り込みがとても良い塩梅。
画角の広さも相まって、大分ダイナミックに映る印象がある。

流石に一眼ほどの再現力は無いけども、軽く写すぐらいであれば間違いなくそこら辺のスマホよりは”良い感じ”に出してくれるだろう。

マジでAce Proの2倍撮影できる

マジでファイル削減されている。
同じSDカードで撮影しているのに2倍の量で撮影できるようになった。
「Ace Proの4K/30fpsで撮影できる時間」と「Ace Pro 2の8K/30fpsで撮影できる時間」が一緒というバグが起きている。
凄すぎィ!!!!

パーツ交換が可能になった

Ace Proで出来なかった各パーツ交換ができるようになった。
前作のレビューでアクションカムなのにレンズ部分交換できないなんてナンセンス~なんて言うてたのが改善された。
そう、つまり最強ってこった。

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Insta360 Ace Pro 2 の残念なところ

無し。
相変わらず重いけど、この機能と画質なら文句無いわ。

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Insta360 Ace Pro 2 の総評

アクションカムの完成形。現状の最適解。

大言壮語かもしれないけど、筆者はそう思っている。
DJIは色味が甘いしファイル作成が何故か分割されるし、Goproはなんかもう、うんこだし。
現状のアクションカムとしては、本機を選ぶ以外の選択肢が無いとは思っている。

Insta360自身もGoproは最早敵じゃないとか言ってるぐらいだし、これからはInsta360とDJIで高め合っていくのでしょう。
最近じゃあ、Insta360はDJIの畑であるドローンを出したし、DJIはInsta360の畑である360カメラを出したし、この2企業にはなんかもうワクワクしか無い。

Insta360 Ace Pro 3とか出た日にゃあ、どんな進化を見してくれるのかもう期待で夜しか眠れない。
もう待ちきれないよ!早く出してくれ!

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