
こんばんは。
より良い睡眠を探し続ける悲しき生き物です。
筆者は相変わらず激弱睡眠なわけで、遡ればこのブログの初期からそんな事を言い続けている状態なわけで、さっさと病院行けって話なわけだけど、行くのが面倒くさいわけで。。
どうにか手軽にガジェットでなんとかしたくて…。
ということで何個目か知らないけど耳栓買いました。
Victor EP-S433 のレビューをします。
結論、睡眠向けじゃないコレ。
Victor EP-S433 の基本データ
Victor について

Victorとは、日本の電機メーカー、株式会社JVCケンウッドのプロダクトブランドである。
2008年10月1日に同業のケンウッドと経営統合し、JVC・ケンウッド・ホールディングス(現・JVCケンウッド)を設立、その後2011年10月1日にケンウッド、J&KカーエレクトロニクスとともにJVCケンウッドへ吸収合併された企業となる。
ロゴの犬が可愛い。
この犬への愛と他詳細は以下を確認されたし。
Victor EP-S433 について

Victor EP-S433は、JVCケンウッドがVictorブランドから発売したワイヤレスイヤホン型のイヤープラグ(耳栓)だ。
多分、2021年12月ぐらいに発売されたんじゃなかろうか。
騒音の減衰を表すNRSA(Noise Reduction Statistics-Method A)に基づき、最大35dBという安定した高い遮音性能を実現している様子。
電車や車の低域の音、電子音などの高域の音まで遮音をサポートするという。
まるでTWSのようなデザインが特徴。
独自の「エアクッション構造」を採用しており、耳に当たる部分をシリコンパーツで覆い空気層を設けることで、優しくフィットし、睡眠時などの長時間使用でも耳が痛くなりにくいように配慮しているとのこと。
オプションとしては、遮音性とフィット感の高い低反発イヤーピース(S/M)と、軽い着け心地のシリコンイヤーピース(S/M/L)の2種類が付属。
ということで、睡眠時にもオススメできるらしいんですわ。
シリコン製イヤピよりも高い遮音性能があるようなので期待している。
Victor EP-S433 の外観


まずは外箱。
やはりまるでTWSのソレであるがコレは耳栓だ。
箱にもデカデカと「この商品は耳栓です(半ギレ」と記載されている。
しかも両面に。
なんかこう、色々理不尽な事があったんやろうなって…。

箱開けたとこ。

内容物。
一応巾着付きのよう。

紙製ポチ袋。勿論中身はイヤピ。
あぁ~!2020年初頭のSDGsブーム残滓の音ォ~!!
ちなみに以下も被害者だと思ってる。


イヤピはこんな感じ。
内容物は上記説明の通り、低反発イヤピとシリコンを用意。



本体。
やっぱりまるでTWSな様相であるが、ドライバも無けりゃ電池も無い。
中はただの空洞。

なので2.2gと激軽。
Victor EP-S433 の装着感/使用感
遮音性は高い

本機の遮音性は、過去本ブログで扱ったどれよりも高い。
公表スペック値-35dBは伊達では無いようだ。
というかですね、これって間違いなく標準搭載の低反発イヤピの恩恵なんじゃないかと。
付属のシリコンイヤピに換装すると明らかに遮音性が落ちてですね…。
まぁそれでも-27dBぐらいの性能はありそうではあるけども。
装着感については全シリコンモデルに比べると格段に落ちるが、肌に触れる部分は商品説明の通りシリコンパーツで構成されており、エアクッション構造も相まって違和感は薄い。
装着感はあれど、負担は少ない、というレベルだろうか。
まぁ許容範囲かな。
睡眠には全く不向き

上記画像のように本機は2層構造となっている。
挿入部、接触部はシリコン素材。フェイスプレート部分はなんとプラスチック素材だ。
このフェイスプレート部分がとても糞。
硬いしデカいし、押し付けると耳に接触する箇所がある。
入眠時に横向きになった際にはグリッと耳介に干渉し存在感を出してくる。
寝起き時には耳が痛くなっているし、外した後にも不快感が残る。
なぁ~にが、「また、耳に当たる部分をシリコンパーツで覆い、優しくフィットするエアクッション構造を採用。長時間の使用や睡眠時も耳が痛くなりにくい快適な装着感です。」だろうか。
まぁ確かに?耳の形は人それぞれなので、そういう話でもあるのだろう。
通常装着時に若干の干渉が有るのは個人差として大目に見よう。
一方で、睡眠時の使用を推奨しておいて横向き時の考慮がまるで無いのは正直理解ができない。
どんな耳の形をしていようが、絶対めり込んでくるぞコレ。
何故全てシリコン素材で構成しなかったのか、疑問が残って夜も眠れない。物理的に。
Victor EP-S433 の総評

全く睡眠に向かない耳栓。そこそこの遮音性はある。
正直言って残念。
睡眠時の使用に推奨と言っておいて、全く睡眠時の使用が考慮されていないのだから。
はぁ~うんちうんち。
遮音性や通常使用時の装着感はそこそこ良いので、睡眠以外での使用なら一応オススメはできる。
が、それでも3000円オーバーという強気価格なので、それをどこまで許容できるかという話。
低価格で良い耳栓は数多と有るわけで…。
そう考えると、あらゆる面であえて本機を選ぶ必要は無いんじゃないかなという結論になってしまう。
うーん、微妙。






