
発売当時から気にはなっていたイヤホン。
ようやっと手に入れることができたので紹介。
下記のように、MOONDROP Meteorを入手したことによってオーディオへのモチベが低下してしまった筆者へのカンフル剤に成り得るかを期待したいところ。
ということで ddHiFi E14D のレビューをしようと思う。
ddHiFi E14D / MOONDROP Surface の基本データ
ddHiFi について

ddHiFiは、中国の広州に拠点を置く、ポータブルオーディオ用アクセサリーに特化したブランドだ。
基本的にはオーディオケーブルやプラグがメインであるが、気が向いたらイヤホンを作ってたりするユニークなブランドと理解している。
品質はとても良いようで、世界中のユーザーから高評価を得ている模様。
筆者も何本か同社のケーブルを所持しているが、そのどれもで噂に違わぬコスパに優れた製品と評価している。
水月雨(MOONDROP) について

水月雨(MOONDROP)は2015年に中国の成都で設立された成都水月雨科技有限公司が展開するオーディオ機器ブランドだ。
1万円程度のものから数十万円近いものまで、多種多様なイヤホンを展開している。
年々着実に技術力を増しており、それに比例して知名度と信頼を増している堅実なメーカー。
その甲斐もあって今では有力な高級イヤホン・ヘッドフォンメーカーの一員となっている。
以降はMOONDROP Ariaの記事と同じになるので省略。
ddHiFi E14D / MOONDROP Surface について

ddHiFi E14D / MOONDROP surfaceは、2025年2月頃に発売されたイヤホンだ。
ddHiFiブランドのイヤホンであるが、MOONDROPとの共同開発によって生み出されたイヤホンとなる。
このイヤホン、とにかく表記揺れが凄まじく、参照するサイトによって製品名が異なってくる。
「ddHiFi E14D」「ddHiFi Surface」「ddHiFi MOONDROP Surface」という表記を主に見るものであるが、「MOONDROP Surface」というddHiFiの名前が完全に排除されている表現まで確認している。
MOONDROPのネームバリューを押し出したほうがインプレッションが得られやすいという理由なのだろうか、可哀想ではあるが理解はできる。
本ブログでもどう扱うのが正解なのかわからず、こんな題名で扱うことになっている。
で、本機はそんなMOONDROPからドライバーユニットの供給を受け、さらに同ブランドによるサウンドチューニングが施された”ddHiFiブランドの”イヤホンとなる。(大切なことなので2回目)
ddHiFiのデザインセンスとMOONDROPの音響技術が融合した”ファン待望のモデル”ってやつなのだろう。
「1DD + 4BA」構成を採用しており、低域から高域までバランスよく出力できるうえ、ここでも細かにMOONDROPの技術が組み込まれている様子。
まぁ、確かに説明だけ見るとddHiFiは筐体デザインだけで中身はMOONDROPと受け取られてもしょうがないかなって。
ddHiFi E14D / MOONDROP Surface の外観


まずは外箱。シンプルなデザイン。
裏面には方眼紙のような装いが確認できる。

これが「Surface」ちゃんですか。
E14Dちゃんだとなんかこう、スター・ウォーズに出てくる主人公の周りをウロチョロしている彼奴等みたいな感じになるからSurfaceちゃんでいこう。
アルフォンス・ミュシャみを感じる、花と美女とをモチーフとしたパッケージ。
MOONDROP噛んでるし、特徴的な髪飾りは確認できないがコレは水月ちゃん判定でいいのか?

内箱はしっかりとddHiFi。

内箱の蓋を取るとこう。
謎の三面折の厚紙がある。

開くとこう。説明書が入っていた、
三面図は左から色が変わっているように見えるが実際にそうで、各面でホワイトバランスが変更されている。

で、中身のほうはこんな感じに収納されている。
別に特徴は無い配置なんだけど、なんかかっこいい。
多分イヤホンのデザインが良いから?




ケースはしっかりとしたハードケース。
内側にも美女が描かれており、その絵の説明みたいな配置で製品説明がある。
個人的にこのデザインはとても好き。
内容物は4.4mmプラグのケーブルとイヤピ。
イヤピは6個しか無いが、ケーブルの品質は大変よろしく、音質も剛性も高く実用的。
ハードケースでもあることから本機をスターターキットとしておすすめしたいぐらい。




本機はこんな感じ。おほーかっけえ。
どこから見ても何かがキラキラしている。

体重測定。5.7gを記録。意外と軽い。
ddHiFi E14D / MOONDROP Surface の良いところ
元気で聴きやすいサウンド

本機はとても完成度の高い、バランスがとれたMOONDOROPらしい元気な(暖色な)音色を鳴らしてくれる。
低域から高域までバランスの良い出力が行われており、サ行の刺さりなども無く大変に聴きやすいイヤホンとなっている。
バチッと引き締まった低音は心地よく、見通しが良く響く高域はジャンルを選ばない汎用性の高さを感じることができる。
中域は男女を問わず再現度の高いボーカルを明瞭に出してくれるものであるし、解像度も高い印象がある。
残響感や奥行き、空間の表現力は控えめという印象であるが、その分癖が少なく扱いやすくて取り回しが良く、「何にでも使えるし答えてくれる」という頼もしいイヤホンと評価できる。
デザインよし



本機のデザインは大変に美しい。
フェイスプレートはシンプルながらも高級感のあるデザインをしていて印象が良い。
見る角度によって煌めき方を変えるチタンな彩りは所有感を擽るものであるし、クリアでガジェ感を感じることのできる本体側も唆るものがある。
プラスチック感は無く、しっかりとした樹脂の手触りであることもプラスといったところ。
フェイスプレートの艶めかしい曲線美は特にグッジョブであり、上記写真のような陰影がすごくエッチだと思う。
現像時にモザイクをかけるべきか迷うまであった。
ddHiFi E14D / MOONDROP Surface の残念なところ
特に無し。
まぁ上述したように少々空間表現は弱めな印象があるが、別に気になるものでもない。
ddHiFi E14D / MOONDROP Surface の総評

デザイン良し、音も良し。完成度が高い。
ついでに言えば、ケーブルやケースの品質も高い。
少々空間表現が苦手ではあるが、「同価格帯イヤホンを複数所持しておりしかもそれで聴き比べをするような気持ちが悪い人」以外には別段気になることでも無いかなって。
とにかくバランスよく扱いやすいイヤホン。
万人におすすめできる優れたイヤホンと評価したい。




