【fifine AmpliGame AM8T レビュー】コスパ最強のゲーミングマイク。拡張性も高く入門機にピッタリ。

記事内に広告が含まれています。

まず最初に、本記事はメーカー様(fifine社)より商品を提供頂いた上での記事となる。
提供品だろうがなんだろうが正直に書き記すスタイルは変えるつもりは無いので、偏見無しに一読いただきたい。(テンプレ)

筆者は執筆時点で同社ゲーミングオーディオミキサーである「AmpliGame SC3」を使用している。
安価ながら必要以上の機能が詰め込まれた大変優秀なデバイスだ。

そんなfifine社様よりゲーミングなマイクをご提供頂けた。
ということで、今回はfifine AmpliGame AM8Tについてレビューしていこうと思う。

スポンサーリンク

fifine AmpliGame AM8T の基本データ

fifine について

fifine社は2009年に中国のどこかで設立されたオーディオブランドだ。
日本国内ではゲーミングオーディオデバイスを数多く扱っているようであり、コスパに優れたヘッドセットやマイクといった製品を中心に展開されている。
他説明は前回の記事を確認いただきたい。

fifine AmpliGame AM8T について

AmpliGame AM8Tは、単一指向性のダイナミックマイクだ。
マイクブームアームが最初から付属しているモデルであり、マイクブームアームがないAmpliGame AM8というモデルも存在している。

USB Type-C接続/XLR接続での音声入力が可能であり、ゲーミングデバイスらしくRGBライトも装備しており、3パターン8色で発光させることが可能。
変更色はAmpliGame SC3と同一であるため、発光時の組み合わせも違和感がない。

本体には音量調整用のツマミ(入力/出力)、ミュートボタン、RGBライト変更スイッチを装備。
また3.5mmプラグを備えているため、AmpliGame AM8/AM8TをPCに接続しイヤホンを繋いでしまえば、これだけで簡易なストリーミングスタイルが完結できてしまう。
PCゲームに置いては正直これだけで環境が整えられそうまである。すごい。

ちなみにダイナミックマイクとコンデンサマイクの違いは以下の通り。

ダイナミックマイク

  • 感度が弱い(基本有効範囲5~15cm程度)ので雑音を拾いにくい。
  • 頑丈、湿度に強い為、屋外で使用される事が多い。
  • アンプなどを有さないモデルが多く電源が必要ない。

コンデンサマイク

  • 感度が高い(基本有効範囲5~25cm程度)ので雑音を拾いやすい。
  • 複雑な機構を有する為、繊細で湿度に弱く耐久性も良くはない。
  • 週話数特性の幅が広いため、低域から高域まで集音可能。

fifine AmpliGame AM8T の外観

箱。
マイクブームアームも入っているのでデカい。

開けた所。

内容物はこの通り。

マイク接合部は金メッキ加工。
使い始めは、マイクの向きを変更する度にこのメッキがポロポロ落ちるのが気になったが、馴染めば問題なし。

マイクブームアームにクランプ類を装着。
5cmぐらいの結構な厚みがあるので大抵の机に挟むことができるだろう。

付属USBケーブルはAtoC。
Type-C側は本体につなぐものであるため、入力側にはA端子が必要となる。
AmpliGame SC3の付属ケーブルはC/Aに変換可能だったのに。。

スタンド部分は金属、本体はプラスチック。
マット加工であるため安っぽさはなく十分な重厚感がある。
ウィンドスクリーンが標準装備されており、ある程度のポップノイズ軽減に期待ができる。

設置時に外した際の画像。
金属メッシュ部が確認できるが、集音部自体はその奥にあるため姿は確認できず。

本体下部に音量調整用のツマミ(入力/出力)、RGBライト変更スイッチを装備。
つまみは物理だが、ライトスイッチはタッチで変更するタイプ。

本体上部にはミュートボタンを装備。
こちらもタッチで変更するタイプ。

本体背部にはそれぞれ入出力端子が確認できる。
3.5mmプラグ出力端子、Typc-C端子、XLR出力端子を装備。

横から見るとこんな感じ。

発光パターンは「グラデーション」「RGBフロー」「単色」の3パターン。
発光色は「赤、黄色、黄緑、緑、水色、青、紫、白」の8色。
背部の発光リングのみが光る。
ライトが必要なければボタンを長押し(3秒)することでライトを消す事が可能。

スポンサーリンク

fifine AmpliGame AM8T の良いところ

非常にクリアで良好な集音が可能

喋りながらのキーボード操作やマウスのクリック音等は一切拾われず、喋っている声のみを集音できており、期待通りの性能がある。
当然ながらヘッドセットや無線イヤホン内蔵の小さなマイクとは集音できるレベルが段違いであるため、非常にクリア且つダイナミックな音質で録音が可能だ。

なお、付属のウィンドスクリーンでは若干のポップノイズが確認できたが、よっぽど口を近づけなければ気になるようなものでも無いので、自分の中では低評価理由には該当しないと判断している。

筆者はこのマイクに変えた後、試しにいつものメンバーで通話しながらゲームをしてみたのであるが、ノイズも乗らずはっきりと声が聞こえるようになった、と良い評価をもらっている。
自分だけでなく、他者からも良い音で集音できていると評価されるのであるから、本機の実力はたしかなものなのだろう。

以下音声テスト。
XLR入力はfifine AmpliGame SC3を使用。
収録時のマイクの距離と口の位置は同じ。

USB Type-C接続

XLR接続

Type-C接続は本体ゲインMAX/PC入力MAXではあるが、明らかXLR接続のほうが明瞭且つダイナミック。
Type-C接続のみで使用する場合は、場合によっては編集ソフト側でゲインを上げるなどの考慮などが必要かもしれない。

スポンサーリンク

fifine AmpliGame AM8T の残念なところ

XLR接続時はただのマイクになる

本機をXLR接続で利用した場合、LEDライトも光らなければ3.5mmオーディオ出力もできず、ボリューム調整は疎かミュート機能まで使えなくなる。
これら機能はType-C接続をした場合のみに使用できる機能なので注意が必要だ。

いやまぁ、XLR接続はそれ単体で電源供給ができないので当然なんだけどね。
ただ少しもったいないなぁと思わなくもない。せめて光ってほしい…。

スポンサーリンク

fifine AmpliGame AM8T の総評

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: DSCF1291-1024x683.jpg

コスパ最強のゲーミングマイク。拡張性も高く入門機にピッタリ。

マイクアームが付いていてこの金額、この音質。
端子もUSB/XLRと選択できる為、環境のレベルアップをしたいときにXLRへの移行もスムーズにできるのが良き。
確かな実力を感じるとても魅力的な製品であると感じた。

タイトルとURLをコピーしました