【fifine AmpliGame SC3 レビュー】コスパに優れたゲーミングオーディオミキサー。全然使える。

4.5
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まず最初に、本記事はメーカー様(fifine社)より商品を提供頂いた上での記事となる。
提供品だろうがなんだろうが正直に書き記すスタイルは変えるつもりは無いので、偏見無しに一読いただきたい。(テンプレ)

筆者は定期的に泥酔スプラトゥーンを身内で実施している。
無礼講上等なゲームプレイは大変に魅力的でありストレス発散になるのだ。
環境としては以下簡易ミキサーを用いてこれらを楽しんでいるものとなる。

で、こんな環境にコスパに優れた魅力的な機器をご提供いただいたというわけ。
ということで今回はAmpliGame SC3のレビューをしていこうと思う。

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fifine AmpliGame SC3 の基本データ

fifine について

fifine社は2009年に中国のどこかで設立されたオーディオブランドだ。
日本国内ではゲーミングオーディオデバイスを数多く扱っているようであり、コスパに優れたヘッドセットやマイクといった製品を中心に展開されている。

fifine社は研究開発、品質管理、マーケティングを一括して対応していることを売りとしているようで、本社概要に大々的に記載が行われている。
高度なスキルを備えた経験豊富なサウンド エンジニア、オーディオ デザイナーを雇用しているとのことで、ゲーム配信に留まらず優れたオーディオ品質を提供することができるとアピールしている。
公式HPは以下の通り。

FIFINE | Stream & Record Mics | Wireless Lav | Headsets | Interfaces
FIFINE MICROPHONE

fifine AmpliGame SC3 について

AmpliGame SC3はオーディオインターフェース兼ゲーミングミキサーだ。

7000円台でありながら必要十分な機能を有しており、XLRケーブル/ヘッドセットへの出力端子、ライン入力と出力、ヘッドフォン出力が個別に調整可能。
OTG/PC(スマホ・PCとの接続)も可能、且つバスパワーで駆動するため別途電源ケーブルを用意する必要もなく、また本体が軽いことも相まって設置がとても簡単なのは嬉しい所。
オーディオインターフェースってデカいし重いしケーブルだらけになりがちなのでメンテナンスが面倒になりがちなのであるが、これなら手軽に扱えるので非常に良き。

ゲーミングらしくビカビカ光らせることが可能であり、5パターン7色で発光させることが可能。
ボタン押下箇所が白く光るので、実質8色での発光が可能となっている。

また”何処で使うか”はさておいて、キーチェンジャーやボイスチェンジャーを搭載。
4種のカスタムボタン(A,B,C,D)も用意されており、歌や効果音を録音・割り当てておくことで、配信時にカスタム効果音としてワンボタンで利用できる機能も実装されている。
謎のおじさんの笑い声やジングルを登録しておけば、一人で「深夜ラジオ」を再現できるわけだな。

fifine AmpliGame SC3 の外観

まずは外箱。

あけるとこのように。

内容物は上記の通り。
説明書は勿論日本語で記載。

付属USBケーブルはType-C⇔USB-Aに変換可能。
AmpliGame SC3側に接続する方はType-Cのみ。

AUX 3.5mmオーディオケーブルが付属。
金メッキ加工もなく、あくまでオマケな品質。

本体。
フェーダーは左から、マイクゲイン、ライン入力音量、モニタリング音量、ライン出力音量となっている。
各種機能ボタンも見て解る通りで特に混乱もない。
ちなみに右上はRGB切り替えボタンであり、発光パターンを切り替えるときに使用する。

指にフィットするように円弧を描いたフェーダースイッチは操作がし易い。
動きもとてもスムーズで具合が良い。

端子類はXLR入力が6.35mm、他は3.5mmのみに対応。
Dynamic/Condenser切り替えスイッチが備わっており、ダイナミックモードの場合は入力のゲインが向上する仕様。

OTG/PCからUSBでゲーム機やPCに接続することで、接続対象の音声入力が可能。
本当に挿すだけだけでOK。

こんなふうにゲーム機に挿すだけでいいし…

PCだって空いてるポートに挿すだけでOK。
デバイスドライバの導入も不要であり非常に簡単に導入できる。

発光するとこの通り。
とってもカラフルでいかにもゲーミングだ。
ちなみにRGB切り替えボタンを長押しすることで発光自体を止めることが可能。
光るの嫌!って人も安心。
発光色は「赤、黄色、黄緑、緑、水色、青、紫」の7色。

同社製品である「AmpliGame AM8/AM8T」と組み合わせるととても”映え”る。

上部LED郡はマイク・ヘッドフォンの入出力レベルを示すインジケーターが備わっている。
とてもスムーズに遷移するので見ていて楽しい。

重さは297.4gを計測。オーディオミキサーの中ではかなり軽い。

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fifine AmpliGame SC3 の良いところ

性能十分なボタン類と入出力端子類

端子類はどれもしっかりとしており、ガバガバ感もなければノイズも入らない上、干渉も一切無く動作している。
価格から考えてみると期待値以上の出来であり、かなりコスパが高い製品と感じる。

各種フェーダー毎にMUTEスイッチが割り当てられているのもGOODであり、音源毎に手元で管理が可能になるのは意外と便利だ。
ゲームや配信だけでなく仕事でも役に立ちそう。

オーディオインターフェース初心者の人でも解りやすくシンプルな機構とデザインを備えていながら、性能面でも十分な実力を有しているのはとても魅力的だと感じた。

以下音声テスト。
入力マイクはいつも使用しているASTRO Gaming。

マイク入力レベルはPC・デバイス共にMAXではあるが、ピーク値割れもノイズも確認できずクリアな入力が確認できる。
入力レベルが思いの外低めの為、フェーダー位置は基本的にMAX固定になる印象。

そしてボイチェン機能テストも実施。

ポジションもマイク位置も変わらないが、反応レベルやゲインレベルがかなり不安定な印象がある。
ボイチェンを有効にした段階で音声が遠ざかったり近くなったりと集音が不安定になる傾向が確認できたため、ボイチェンOFF時よりも大きな声を出す必要があった。
それでも結果的にこのような集音が不安定になったのは筆者の環境故という気もしなくもなく…。
良いマイクがあったら更新したい所存。

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fifine AmpliGame SC3 の残念なところ

無し。
まぁ各所がプラスチッキーであり、ボタンのラバー感も目立つものであるが、実際安いのだからしょうがない。
それを補ってあまりある性能があるので全然問題なし。

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fifine AmpliGame SC3 の総評

7000円台で買えるオーディオインターフェースとしてはかなり高品質。
設置のしやすさや機能面において過不足がなく、とてもコスパとバランスに優れた製品だ。

これからボイスチャットをしながらゲームをしたい、配信等を始めたい、といった初心者の方にとっても推奨できる。
またそれ以外の用途としても意外と使い所はあるので、万人におすすめできるかも?

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